モグラ除け。フランス式 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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モグラ除け。フランス式

  • 2006.04.19
オーヴェルニュにもまた菜園の季節が巡ってきました。
地中で眠っていた動物達も目をさまし、根を張っていた植物達も芽をのばし、冬の間枯れ野だった我が家の菜園にも、春の活気が訪れだしました。
もう畑の手入れは始められましたか?

畑といえば、以前、庭に出たモグラのお話をしましたね。モグラ除け対策としてペットボトル風車なるものがあることを知りました。
日本の菜園ではそういうものがあちこちで見られるということです。
わざわざ工作なさる方が多いということですね。
これがそうです、じっくりとご覧下さい。
本当によく出来ていますね。

taupe4.jpg


写真は「やすのページ」さんから勝手ですが拝借させていただきました。
これを見ていただかないと、今回のお話が出来ないのです。

さらに念入りに作った、こんなのもあるそうです。

taupe5.jpg


他にもいろいろな風車や作り方がわかりやすく紹介されていますので、是非上記のHPをのぞいてみて下さい!

この風車が回ると、こんな風になるそうです。
(「ペットボトル風車を作ろう」の【風車01.mpg】をクリックしてご覧になって下さい)

このカラカラと回る振動が地面に伝わって、モグラが怖れをなして近づかないようになる、という理論なのだそうです。な~るほど!

ペットボトル1本からこんなに素敵な風車が出来るんですねぇ。つくづく感心!


面倒くさがりやの私には、ちょっと手が込んでいましたので、なかなか作る気にならず結局作らずじまいでしたが(そうこうしているうちに、いつのまにかモグラが来なくなって自然解決しました。)何度見ても素晴らしい~!と見て楽しませてもらいました。

発想がすばらしく、また手先が器用で配慮の細やかで凝り性でもある日本人らしさが随所ににじみ出ているのが、この風車ではないでしょうか。


さて暫く経ったある日、夫の叔父さんの畑に遊びに行く機会がありました。
彼はここから約300kmのところに住んでいるのですが、私たちの猫の額くらいの菜園とは比べ物にならない、広い畑にあふれんばかりの野菜を育てています。
ふと、目に留まったもの。
どこかで見たような・・・
よく見ると、畑のあちこちにいくつか点在しています。
あら?・・・・・これは・・・ひょっとして・・・ひょっとすると・・・・・・ペットボトル風車!?

「おじさん!これ!ひょっとしてモグラ除けっ?」
「そうだよ。」
「おじさんが考えたの?」
「いんや、父がこの畑をやっていたときから、よく父がやっていたんだよ。これを立てるとモグラがやって来ないんだよ。」
「ほんとにこれで来なくなるの?」
「あぁ、全然来たことないんだよ。効き目あるよ。」

そうです!フランスにもペットボトルを利用したモグラ除けがあったんですね!
やっぱり世界は広いようで狭い。誰でも似たようなことを考えるんですね。
さぁこれがフランスのペットボトル風車。とくとご覧下さい。
夫のお祖父さんの時代から、いやそれよりもっと前からかもしれませんが、秘伝のやり方です。






taupe10.jpg


・・・・・・・棒に逆さに挿してあるだけ!! (笑)
全然回ってないよ!!どんな振動が来るっていうのよ!

こ、これで、効果があるって・・・・・
あの、手の込んだ日本の風車は一体・・・・・・(愕然)
あまりにも手の抜きすぎているフランスのやり方・・・・(脱力)

国民性の違いの象徴とも言えましょうか。
二国間の文化、思考、価値観、そしてなんといっても根本的神経の違いを如実に見せつけられた一瞬でした。
「モグラ除けペットボトル使用における文化格差に見られる真の国際コミュニケーション考察」というタイトルで、論文が書けそうです(笑)。

日本人でありながら日本式ペットボトル風車を作るのは、ちょっと面倒と思っているあなた。フランス式ペットボトル使用で、モグラとサヨナラする明るい菜園を作ってみませんか?

気をつけて見ると、近所の菜園でもこんな風景が。
トマトの支え棒に挿したんですね。一列並んで壮観(笑)。

taupe7.jpg


ペットボトルだけでなく、空き缶や空き瓶も使われています。

taupe9.jpg

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