我が家の新メンバー - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

我が家の新メンバー

  • 2006.01.24
子供たちが待ちに待っていたクリスマスプレゼントのメインは、サンタクロースの正体がばれてしまったこともあり、堂々と子供たち自身で選んでもらいました。ちょうどクリスマスの2週間前のことでしたか。少し早めとなりましたが、このプレゼント、それはそれは長いこと、ながーーいこと、待っていたものです。
子供たちのみならず、私も、ながーーーーーーいこと、待ち望んでいました。
何日もどころか、何ヶ月もどころか、何年も待っていたものです。

さて、なんでしょう。

チラリ。

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もうおわかりですね。
まだわからない方がいらっしゃる?
それではこの角度から。

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今度こそわかっちゃいましたね?


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ミニウサギです!こちらではLapin nainと呼ばれているものです。

動物を飼うことは、子供たちが随分前から希望していました。
私自身も子供の頃は野猿のように猫と一緒にのびのびと田舎で育って、楽しくていとおしい思い出を沢山もらっています。
そんな経験からも、子供たちを動物と一緒に育てるのは、彼らの情緒を豊かにするものだと思っていました。飼えない状況にあるのなら話は別ですが、とりあえず田舎で、アパルトマンでないところに住んでいるのですから、私たちには可能な話でした。
でも、わたしたちの目の前には立ちはだかる大きなハードルが・・・・・・それはでした。

動物は苦手、という彼は断固とした拒否反応を示しました。
家の中に一歩でも足を入れられたら許さない、という妙な潔癖症(自分はブタより散らかしっぱなしなのにねぇ。(-゛-メ)怒)と、動物を飼うのはうんざり・・・という激しい嫌悪の前に、こちらはグゥの音も出ないくらいでした。無理を押して飼っても、ピリピリキリキリした雰囲気で怒鳴られながらなんて飼いたくないし(そういうもんじゃないでしょう?)動物だってかわいそうだし。
もうこのまま一生、子供たちを動物のぬくもりに触れさせることなく育てていかなければならないのかしら?・・・そう悲しい気持ちになったことも何度もありました。

でもそんな夫の態度の原因は、時間をかけて私にもわかってきました。おそらく子供の頃からのトラウマがあったのだと思います。超潔癖で厳しい両親のもとに育った夫は、犬もうさぎも鳥も彼の希望で飼ったことがあるのだそうですが、そのたびに両親の神経質で派手な喧嘩が絶えず、子供心に疲れ果ててしまったのです。義両親は動物想いでもあるし、子供であった夫の希望を聞き入れてその度に飼ったわけですから親として思いやりもあるのですが、潔癖さが度を越しているのと神経質なのとで、子供心に負担をかけてしまったのだと推測します。
閉ざしてしまった心は、なかなかほぐれませんでした。
そして長い時間がかかりましたが・・・
彼の心が少しづつ解けて・・・・

去年の秋に、「動物が飼いたい~!」と言う子供たちに、彼の口から「それも悪くないかもな。」という音が漏れた時には、自分の耳を疑いました。それは、嬉しい疑いというものでした!

さて、動物といってもいろいろいますが、何を飼う?と家族会議が開かれたのは、そのすぐ後のことでした。
このあたりは家禽類で生計を立てている人がいますので、残念ながらは猟犬にすぐやられてしまいます。
、これは家を空けることが多い私たちには、今のところ向いていません。
ロバ、土地が狭すぎ。
ハムスター、動物初心者の私たちにはお世話が複雑。
これらの条件を満たすものといったら・・・・ウサギでした。
鶏はタマゴが取れるのはいいけれど・・・糞の掃除が大変過ぎる!(;*_*;)
というわけで、子供たちの第一希望、ウサギに決定。

ペットショップで買うと体が弱かったり、まだ母親の乳を必要としているのに早々と売られてしまう幼いウサギが多いと聞いて、個人で育てている人の家でもらったほうがよいと薦められました。
地元の情報誌を気をつけてみていると、ありました、3行アナウンス。
農家のようなお宅に伺うと、庭の小屋にはママうさぎとパパうさぎ、そして5,6匹の4ヶ月になる子ウサギたちがいました。その中から、トトとナナがそれぞれ、フィーリングの合った一匹づつを選んだのです。大事に大事に家に連れて帰りました。
以来1ヶ月と少しが経ちますが、毎日かかさず、世話をしているトトとナナです。
自分達より弱い存在・・・守ってあげなければならない存在・・・そういう生命がやってきて、一生懸命自分達なりの愛を注ぐ姿を見るのは、本当に胸が暖まります。


私が子供の頃、先ほども書きましたが、家には一匹の猫も暮らしていました。
私自身の分身のように思っていたその猫は、引越しが決まって少ししたある日、突然、走り去る車の後部窓からこちらを見ている姿を見たのが、最後でした。
何も知らされていず、外で遊んでいた私はただ、遠ざかるその姿を目で追いながら、形をともなわない嫌な予感に胸が締め付けられて金縛りにあったようになっていました。
両親に尋ねると、もう、戻ってこない、と言います。
私が悲しむと思って、猫を引取りに頼んだことは前もって言わなかったのです。
これは、両親の最大のあやまちでした。
私は予期せぬ別れに、その後10年間もの間、その猫の夢を見続けることになりました。
ある時は、再会できた夢、ある時は元気な姿を人づてに確認できた夢、ある時は探しつづけている夢、ある時は泣いている夢・・・。どうしてあのとき、車の後ろから走っていかなかったのか。なぜ全力で走って追わなかったのか。悔やんでも悔やみきれない。子供心に自分を苛めたりもしました。
なぜ、自分の言葉でさようならと言えなかったのか。なぜ、最後に抱きしめてやれなかったのか。
別れはつらくとも自分なりに納得して、きちんと自分の言葉や態度で別れを言えなかったことが、今この年齢になってすらも埋めがたいほどの悲しみと後悔を生み出したのです。
何年も後になって成人して、引取り先は父の実家だったと知りました。それすらも教えてもらえなかったのですが、もともとこの猫の産みの親猫がいた家に戻ったというわけだったのです。それで少しだけ救われた気持ちにはなったものの、一度体験した突然の別離のショックが癒されたわけではありませんでした。

1つの生命と一緒に暮らすこと。それは心に大きな愛をもたらすと同時に、深い傷を刻みつけることもあります。そのくらい大きな存在なのですよね。
だから、全身で受け入れると同時に、最後の最後まで、きちんと人間とも動物とも相互にコミュニケーションを取って暮らしたいなと思います。

* * * * * * * *

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あたしバンビ。美人でしょ。頭脳も明晰なのよ。
普段おとなしいけど、勝気です。ときどきいたずらが過ぎるパンパンに前足でパンチをくらわしてやります。人間に無礼なことをされたら音を立てて後ろ足で床を叩いてわからせてやるの。でも優しくしてくれる人には優しくしてあげてもいいわよ。おトイレはケージの隅の砂場でしかしないわ、もちろん。レディですもの。
本当はね、抱っこさせてあげてもいいんだけど、パンパンみたいに素直にはなれないのよ。探しに来て下さる?
食べ物は干草と人参とシリアルが大好き。じゃがいもの皮は、そうねぇ、あまり気がすすまないけど、夜のうちにお腹がすいて夜食代わりに食べるのも悪くないわね。


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ぼくパンパン。あどけなくて素直でとってもいい性格だって、みんな言うんだけど、自分じゃわかんないや。バンビが大好き。ときどき彼女に叩かれるけど、どうしてだかよくわからないんだ。だってボク、バンビが好きなんだもん。きっと彼女もボクのこと好きだけど恥ずかしいから怒ったフリして叩くのかなぁ。
オシッコもウンチも隅っこの同じ場所にしかしなかったら、ここの人にうんとほめてもらったなぁ。うれしいなぁ。でも、びっくりしたりコワイと思ったら、コロコロウンチがポロッとおしりから漏れちゃうんだ。ちょっと怖がりなんだよ、こう見えても。
食べ物は人参とリンゴときゅうりの皮が大好き。干草は暇つぶしにつまんでみるけど、よかったらバンビにあげるよ。


* * * * * * * *

そっくりな2匹ですが、バンビの方が鼻のまわりの毛が黒めです。ほらね?(どっちだかわかる?)

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パンパン、気持ちはわかるけど、はしゃぎすぎちゃダメよ。

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ウサギを飼うのは初めてのことで、知らないことばかり。
参考にしたのは、これらのサイトです。
Lapin nain.com
Protection-animaux
Le lapin nain
Canaille
あなたがウサギに出来ること

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