いいクリスマス - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

いいクリスマス

  • 2004.12.31
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今年のノエル(クリスマス)は義父母の故郷、アべロン地方でやりました。
叔父さんたち、叔母さんたち、大叔母さんに大叔父さんに従兄弟従姉妹に・・・と勢揃い。

●ここからさらに車で3時間ほど南に下ったミヨーというところですが、
ミヨーにはつい最近陸橋(Le viaduc de Millau)が開通しました。*詳細記事。/*陸橋の写真。これでモンプリエ方面へ向かう長年の交通渋滞が、解消されることになったのです。
地上から橋げたまでの高さ270メートルというのは、世界一高い橋なんだそうです。

写真右下は26日に叔父さんの家で親族18人が集まって食事をした時、居間の窓から撮ったもの。あいにく雨空でしたが、この模様が全長2,46km、夜はイルミネーションがついていてきれいな眺めでした。 

●24日はミヨーの町の中心に、ペール・ノエル(サンタクロース)がやってきました。
大きな箱いっぱいに入ったキャンディやチョコレートの包みを、通りに出た子供たちにばらまいています。
トトのふくらんだポケットには、大人の手4枚でもこぼれてしまうほどのその包みが入っていました。
いつのまに!こういう時は実にすばしこい彼です。

●ノエルには美味しいものを沢山いただきます。
定番のジャンヌ大叔母さんの手作りフォアグラ、毎年味が微妙に違うのですが、今年のは特に大成功。
メインには、私たちが隣の兼業農家の庭で肥えていたガチョウを連れていきました。(いえ、ガァガァ生きたまま連れて行ったわけではありません。)
その美味しかったこと!歯ざわりがあって、風味があることといったら、ちょっとない味でした。

●デザートはビュッシュ。薪の形をしたケーキですね。 
昔はイヴのミサに出かける前に、火が消えないよう大きな薪を暖炉にくべてから行ったからなのだとか?
ビュッシュにもいろいろあって、大抵3種類くらい食べるのですが、これはバタークリームとマロンクリームのケーキです。こってりし過ぎずに、軽い口当たりでした。

●そして、極めつけは、やはりサパン(クリスマスツリー)。
25日の朝起きると、ツリーのまわりにはプレゼントが山積みされていました。
子供たちへのものが大半ですが、もちろん義両親のアニー、ジョジョ、夫や私、叔父さん叔母さんたち、大叔母さんへのプレゼントも、ちゃんとあるんです。
なんて素敵なサンタさんでしょう。
そういえば、夜寝る前に、サンタさんの夜食にハーブティの入ったカップと、みかんとクッキーを並べたお皿を置いておいたのですが、ちゃんと空になっていました。

おいしいものを食べて、わいわい言いながら料理を作って、子供たちは寝間着姿のままで半日かけてサパンの下のプレゼントをさばき、テンションの高い3日間があっという間に過ぎていきました。

そういえば、写真左上の左側の窓のところに「いいクリスマス」と白いスプレーで書いてあるのが見えますか?(ちょっと見えにくいですね)
これは、義父が「Joyeux Noel (メリークリスマス)!」を日本語で書いて私を喜ばせようと思い、旅行用辞書で調べたそうなのです。
でも載っていませんでした。
そこで、Joyeux(おめでたい、楽しい)を「Bon」に変え、「Noel」と分けて調べ、両者を合体させることにしました。
その苦心の結果「いいクリスマス」となったわけです。
そういう言い方はしないんだけれど、彼の努力が嬉しくて、この窓文字を見るとほのぼのしてきます。
いかにも「よい」クリスマスになるような気がしてくるのです。
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