涙と笑いと - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

涙と笑いと

  • 2016.05.22
母の入院で急きょ帰国することになり、しばらく家を空けることになりました。

家に来て2か月になる台湾人留学生のタイワちゃんは、家を空けると伝えると、言ったセリフはただ1つ、
「出発前に買い物は行きますか?一緒に行って、私用の朝食を買いだめしたいです!!」

夫とトトの男所帯になってしまったら、食いっぱぐれになると余程心配になったのでしょうか、
あぁ彼女も生き伸びるのに必死なんだ・・・と
そのセリフに驚きつつも、いじらしくもあり、悲しいけどおかしくもあり。

もちろん、困らないように食材のストックをしていきますよ。

せっかくウチでアジア料理が食べられると喜んでくれていたのに、かわいそうに、残りの3週間は一家の女主としてガンバってもらわなければならなくなってしまいました。

お米の炊き方から、洗濯機の回し方まで只今伝授中、けなげに練習してくれています。
外食したり外出するより家の中にいることが好きで、こんなに若いのに家事に興味がある子で(つまり私の若い頃とは正反対!)、真面目な子なので私としては大変ありがたく心強いです。
彼女がいる間は私も心配してないのですが、
3週間後にヨーロッパツアーに出かけてしまうので、夫とトト2人だけになってしまった後の家の中のことのほうが、心配・・・ 家の中がどうなっているか・・・帰宅するのが怖いです

彼女の帰国までいろいろ連れて行ってあげたい所も、一緒に作りたい料理もまだまだあったのに、申し訳ないですが。。。。
トトも6月はバカロレア試験が続くので、ガッツリと力の出るものを食べさせようと思っていたのですが、彼にも自立して頑張ってもらわないとなりません。
とにかく家族全員の協力のもと、母の元へ行かせてもらえます。


そして、去年ウチにホームステイしていて、今は3番目のホストファミリーのところにいるアメリカ人のリカちゃんが、会いに来てくれました。

「この冬、実家の私の犬が病気になって、とっても悲しかったの。
もちろん犬とお母さんを比べられないけど、悲しい気持ちはだからよくわかるわ。
だって、クレランは私たちと同じですものね。自国と離れているんだから、わたしたち留学生と同じなのよ。」

そう言って、ギュっと抱きしめてくれました。
自分の経験を通して、痛みを想像してくれたのですね。


今年の私のテーマは「どんな時もユーモアを忘れない」でした。

年頭にこのテーマが思い浮かんだ時、

どんなに大変なときでも、悲しいときでも、心が折れそうなときでも、挫けて立ち上がれなさそうなときでも、
「笑い」を見つける・・・

それを心がけようと決めたのです。

だから、泣きながらでも、笑えるように、笑いをもたらせるように、がんばりますよ。


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