台湾のパイナップルケーキ - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

台湾のパイナップルケーキ

  • 2016.05.02
3月の末から我が家には、台湾人留学生の女の子、タイワちゃんが住んでおります。

彼女が持ってきてくれたのは、台湾でも大人気だというパイナップルケーキ。
日本人もこれを買いに来る、と言っていました。
彼女の実家のすぐそばにこのお店があるのですが、いつもお客さんが行列していて、長い時間並ばないと買えないのだそうです。

日本産の小麦粉と、ニュージーランド産のバターで作ったサブレに
台湾産のパイナップルあんが入っています。
フランスで食べるパイナップルは不味い!と言うタイワちゃんですが、太陽の味をギュっと閉じ込めたようなパイナップルと、バターの風味が上品な、濃厚な味わいです。
サブレと言ってもフランスの甘すぎるお菓子と違って、控えめな甘さは日本のお菓子と共通するんだな、と思いました。







中国に留学していた私だけど、台湾のことは全く知らないので、いろいろと台湾の話を聞いて比べるのがとても楽しいです。

何人かで福島の大震災の話が出たときに、今ではもう「フクシマ」という言葉を知らないフランス人はいないくらいですが、
彼女は「フクシマって何?」
えっフクシマを知らない?? と、その場に一瞬の静けさが・・・

「あっ、きっと台湾だから、フクシマとは発音しないで、漢字を中国語読みしてるに違いない」と私が気づいて
「フータオ」と言いながら漢字で書くと、「あぁ・・・知ってる。」と言いました。

それから後になって、私がひとりでいる時に彼女がやってきて、
「あの時、台湾人はみんな日本に寄付をしたの」
と言いました。

「知ってるわ。私の台湾人のお友達もそう言ってた。ありがたいわ。」
「私の母も義援金を送ってた。」

想像もしてなかったその言葉を聞いたとたん、ブワーッと胸が熱くなりました。

お母さんの様子を見ていた5年前のその子が、今フランスで我が家に来ているんですから、
地球は回っている・・・と感じた瞬間でした。


日本人にも大人気という台湾のパイナップルケーキの存在を、私は知らなかったのですが、
丸い地球のおかげで、ご馳走になることができましたよ

関連記事

4 comments

非公開コメント