ナナのあしながおじさんとインディアン - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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ナナのあしながおじさんとインディアン

  • 2016.02.04
ご心配下さった皆さんに、その後のナナのご報告です。

たった一日にして、奈落から極楽へと・・・ナナの生活は一変しました。

おいしくて心も体も満たされる3度の食事、暖かい家の中でぐっすり眠れる夜、ナナを尊重し思いやってくれる言動、外出が必要なときには快く目的地に連れて行ってくれる(車がないとどこにも行けないのでホストファミリーに頼らざるを得ないのですが)フットワークの軽さ、そしてホストに対する信頼感で交わせる会話。
あしながおじさんの家では、何もかもがこの4か月間ナナが夢として心に描いた通り。いや、描いた以上です。

彼女の顔の表情にそういうことが表れて別人のようになったのか、学校ではクラスメートが
「あなた、新入生?」と、笑顔で話しかけてきたそう。
4カ月も同じクラスにおったんですけど

先生もやってきて、
「ナナが幸せな様子を見るのは私たちの幸せよ」
と言って下さったそうです。
今までどんだけの顔をしてたんだろう。。。と本人。

問題のホストマザーはナナの学校で働いている人なので、同僚である先生にそんな風に言ってもらえて、余計に不思議な感じがしたそうですよ。

今年初め、あしながおじさんが突如ナナを引き取ることになり、2時間足らずで大急ぎで荷物をまとめ、部屋の掃除をして、最初のホストファミリー宅からあしながおじさん宅に向かったナナ。

ナナのスーツケースを車に運び入れると、あしながおじさんはホストマザーに
「あなたの息子さんが交換留学先で楽しく暮らせているのは本当に良かったと思います。
でも、私の留学生にも、この土地で、いい思い出を作ってほしいですから。
そのことをあなたはお忘れになったようですが。」
と言い、最初のホストファミリー宅を後にしたそうです。

それを聞いて私は思わず、

かっこえええぇぇ~ ほれてまう~~

と思いました(もうおじいちゃまらしいのですが。笑)

以来、毎日、あしながおじさんをありがとうと心で拝みながら暮らしている母でございます。


ナナの話ぶりから、あしながおじさんと奥様のとても質実剛健な毎日の暮らしぶりが伝わってきて、
「うちと価値観がとても似ているのよ」とナナは感じているようですが、違うところは
自分たちで倹約して節約したお金を、青少年や貧しい人たちを支えるためにいろいろな施設に沢山の寄付をしているようです。
気骨があり、弱きものを助ける懐の深さに感動していましたが、
彼らはなんと、アメリカンインディアンなのだそうです。

私ときたら、三つ編みに羽をつけているステレオタイプなイメージしか知らなくて
インディアンに見えないけど
などと思ってしまったのですが、
アメリカ社会で普通に暮らしているインディアンがいると初めて知りました。

そんなわけで、私は今、インディアンの歴史や現在について夢中で読み漁っているところです。
悲しい歴史があるのは知っていましたが、涙の道など詳しいことは今回初めて知り涙するとともに、あしながおじさんご夫婦の高潔で強い精神の源を、ほんの少しだけ感じ取れるような気がしています。


※ 「ネイティブアメリカン」と「インディアン」という言い方について。
あしながおじさんご夫婦自身が「私たちはインディアン」だ、と言っていることから、そう書いています。
ネイティブアメリカン、という言い方はいくつかの部族を総称しているもので、自分たちはその中の、ある部族のインディアンである、という誇りがあるそうです。
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