fraise des bois - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

fraise des bois

  • 2004.05.26
初めて、ふつうのイチゴに混ざって貰ったときは、てっきり出来損ないのイチゴだと思い込んで、義母の説明がなければ捨ててしまうところでした。
珍しく市場で見つけてきたけれど、痛みやすいので早めに食べてね、と言われたのです。
そして小さな紙の箱に入れて、大事そうに手のひらで包むようにくれました。こんなに小粒なのに、値段はふつうのイチゴよりも高いとのこと。

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そう言われて半信半疑で口に運んでみましたが、食をそそられる果物とはとても思えません。
ところが。舌の上に乗せて、ブチブチとした粒をつぶしたとたん、想像もしていなかった香りが、はじけたようにいっぱいに広がってきたのです。まぎれもなくイチゴの味でしたが、その香りたるや、大きなイチゴの比ではありませんでした。
驚いて、改めてこの小さな体を見つめました。

辞書には『やぶイチゴ』と出ています。
フランスボワーズ(ラズベリー)とは違うものです。(ネットで調べてみたら、間違ってフランボワーズの写真を載せているものがありましたので。)

家の近くにあるシャトーに去年の今頃遊びに行くと、シャトーの周りの林の中に、あたり一面このフレーズ・デ・ボワが沢山実をつけていました。
一歩、二歩、と歩くごとに、ここにもあそこにも!と子ども達は大喜びで摘んでいきました。
四人の両手に山盛りに摘んで、ついでに根を生やした茎も少しもらって来ました。
帰宅するなり庭に埋め込んでおいたら、いつのまにかこんなに大きくなって、花を沢山咲かせたのです。

写真は赤くなった第一号の実とナナの手のひら。
4歳半のナナの親指の爪くらいの大きさです。
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