春の大掃除 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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春の大掃除

  • 2015.04.17
日本では年末に1年の垢落としで大掃除をしますが、こちらでは、大掃除と言えばです
『春の大掃除』と言うんですよ。

日本だと新年度が始まるので、大掃除などしている余裕はありませんが、
頃は、パック(イースター/キリストの復活祭)、春の陽ざしとともに何もかもが生まれ変わり、
冬の終わりとともに古くくすぶっていたものも引っ張り出して・・・
そう、断捨離の季節でもあるのです!

というわけで、ただいま、パックのバカンスは、大掃除に明け暮れております。

以前住んでいた田舎の家に、実は、まだまだこんなにダンボールが・・・




子供たちのおもちゃや、ぬいぐるみや、デッサンや、服や、私の好きだった雑誌や昔の写真などが、出てくる、出てくる・・・

引っ越し当時は私が目の下にクマを彫り彫りしながらダンボール詰めをしたものですが、
今回は子供たちがそれを取り出して懐かしがったり、思い出の帽子をかぶったりネックレスを身につけたり、ぬいぐるみを抱きしめたり、学校のノートを読みふけったり、一緒に楽しい歓声をあげながら整理し直しました。
半分以上は処分しました。
昔やらせていただいた通訳と翻訳の大量の資料もごっそり処分しました。

選択するって、本当にムズカシイ。

結局、時間のお世話になって、かろうじて取捨選択できた、という感じです。
つまり、自分から決心できたのではなく、引っ越しした時から現在までの時間の経過とともに自分の感情が風化するのを待つしかなかった、ということなのですが。
執着型の私に、そんなゆっくりの時間を与えられたことに感謝しています。

どうしても、どうしても、手放せなかったものって、ありますよね。
それが、時間が経つことで、ふっと上手に手放せる。
さようなら、ってやさしく言える。
あぁ、1つの段階を卒業できたんだな、私・・・
と、思えました。

それにしても、本と雑誌、全部処分しようと意気込んで箱を開けたのに、なんという至難の業。
読むためのまとまった時間が取れなくて落ち着かないから、もうずうっと読書らしいものをしていないのに、
本に対する強欲さだけは全然風化するどころか、焼けぼっくいに火がついた感じ。
やっぱり、絶対読んでみせるー!と、久々に幸せな意欲が湧いたのでした。
しかし気持ちばっかりで、読めるのかどうか、ですが・・・。
食べきれないのに欲張ってお皿に沢山よそってしまって残すことをフランス語で「胃袋より目が大きい」と言いますが、
私の場合、「脳みそより目が大きい」ようです。

実は先月の誕生日に、父の亡くなった年齢まであと14年だと気がつきました。
14年って、フランスで過ごした年数より少ないではありませんか!
なんて、あっけないんでしょう。

あと14年を悔いなく過ごせるために必要なもの、それだけを残そう、
そんな気持ちで整理し始めたのですが、
大昔の雑誌を読むこともその14年ですることに入れてしまっていいのか?!‐‐いいのだ!!
とキッパリ答える自分が、ちょっと不思議で微笑ましかったりしています。



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