メキシコ小鳥ちゃんの見た夢 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

メキシコ小鳥ちゃんの見た夢

  • 2015.01.21
うちにホームステイしていて、去年の夏に帰国したメキシコ小鳥ちゃんからメールが来ました。

「夢を見たの。わたしは日本にいて、日本語を喋ってるのよ。でも誰にも通じないの~! 。」


帰国して少ししてお父さんからご丁寧なお礼のメールをいただいた中に、

「素敵なご家族と一緒に過ごせて娘は本当に幸せだったと言っています。・・・・最近では『日本の炊飯器』 を買いたいとしきりに言っています。」

とあって、笑ってしまいました。

その頃の彼女からのメールでは、「家族のみんなに『いただきます』という言葉を教えたわ!」とありました。
日本語の『いただきます』をすごく気に入って、食事のたびに、私たちが言うのを忘れて食べ始めてしまった時でも、彼女は忘れることはありませんでした。

いつか、小鳥ちゃんが日本に行く日が来るかもしれないですね。


帰国した留学生の中で、メキシコ小鳥ちゃんとメキシコ君は驚くほどよくメールをくれます。
メキシコ君はほぼ2日に1回「会いたい!懐かしい!」とメールをくれるので、
大丈夫なのか?ちゃんと自国に適応しているのか?とかえって心配になったりしますが。。。
(また運転中に車を壊して、ついに激怒したお父ちゃんに軍隊学校に入れられた、との噂もあり・・・ 

ここにいるときから表現が素直で人との距離が近い子たちだったけど、留学という特別な環境で一時気持ちが盛り上がるのはよくわかるし、帰国してしまったらそれっきりになってしまう可能性は高いよね・・・とある程度心の準備をしていたのですが、その予想は大幅にはずれて、ちょくちょくメールをくれるのです。その度にこちらの心は暖かいものでいっぱいになります。

私なんて、若い時はもちろん、今でも連絡不精で不義理ばかりしている人間なので、音信なしでも文句はないのですが、彼らはすごく義理堅いというか、気持ちに素直というか、人との距離が近いというのか、感心してしまいます。

メキシコ人って、意外にマメ?!

よく、ホストマザーを経験した人から「もう○○人はイヤ。」というセリフを聞きます。
「アメリカ人はイヤ、カナダ人はイヤ、フィンランド人はイヤ・・・」という風に。
一緒に暮らして問題を起こされたのだから、もう懲り懲り という気持ちになるのは私も経験者としてすごくわかるのですが、同じく経験者として声を大にして言いたいのは、
○○人だから、ということではない」 ということです。

もちろんどの子も、その国に共通する何かを持っていることは間違いないです。
でも、問題があるのは、○○という国でも、○○人という国籍や人種なのでもありません。その子自身なのです。
もっと正確に言うと、「その子の家庭環境」に他ならない、と私は痛切に感じましたよ。
どの国の子を見ていても、「家庭」がすべての基本、だとつくづく思わされました。
家族間の関係とコミュニケーションが、その子自身の力ではどうしようもないくらいその子を作っていて、問題があるとしたら、必ず家庭環境の中に原因を見出すことができるのです。
特に未成年の彼らは、家庭環境そのままを反映している存在です。

自分のことを振り返って考えてもそうですが、人はみな、家庭の産物なんですね。

だから、1人の人を見て国民全体をキライになったり、苦手意識を持ってはいけないと思います。

でも逆に、素敵な人だった場合、その国のイメージも良くなってしまいます
メキシコ君もメキシコ小鳥ちゃんも同じメキシコ人でありながら、それぞれ全然違うキャラでしたが(それも家庭環境を知ると納得でした)、メキシコという国もメキシコ人も、彼らのおかげで私たち家族は大好きになりましたから。




関連記事

2 comments

非公開コメント