私はシャルリー - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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私はシャルリー

  • 2015.01.08
昨日の昼間起きた、パリの新聞社「シャルリー・エブド」襲撃事件のニュースをご覧になった方も多いことでしょう。

NHKニュース

早くもその夕方に、フランス全国各地で、デモクラシーを脅かすこの事件への怒りと悲しみを表す追悼集会が行われました。

私はシャルリー(AFP)

「シャルリー・エブド」本社にて12人の方が亡くなりましたが、そこにはクレルモン・フェラン市から2人の人間が訪れていました。そのうちの1人も銃撃の犠牲者となってしまいました。
旅行愛好家として世界各地を回り、ヒューマニストだった方でした。
もう1人は奇跡的に銃を逃れ(とっさに床に伏したのだそうです!)生き残ることができましたが、精神的に大きな打撃を受けています。

亡くなった方はつい先日夫の事務所を訪れ、一緒に仕事をしたいと話していたばかりで、生き残ったもう1人の方は、私たちの友人です。

まったく「イスラム」とは関係のない理由で、たまたまその日その時間に現場に居合わせていただけ。
彼らの一生に一度だけ、たった一時間そこに居合わせただけ。

夫も今パリに出張中で、「考えてもごらんよ、もし友人が 『これから、シャルリー・エブド社に行くんだけど、一緒に来ないか?』 と電話をかけてきてたら、オレは行ってたに違いないよ。」 と言っていましたが、そのくらい、この野蛮な襲撃は誰にでも起こりうる出来事だったのです。

ニュースでアナウンサーが
「この現代社会で(民主主義のフランスという国で)「絵」を描いて殺される、ということがありうるのですか?」
と解説者に切り出したのが印象的でした。
編集長および風刺画家たちは、これまでに何度も脅迫を受けながらも、「言論の自由」を貫いた結果がこれでした。

昨晩は重い気持ちで寝苦しかったです。
子供たちも、この事件に衝撃を受けており、昨夜中にクラスメートとの連絡網が広がり、本日は哀悼の意を示す黒い服を着て学校に行きました。
「私はシャーリー」というカードをどこかに身に着けて行く子もいたようです。

昼12時には、公の機関で1分間の黙とうが行われるため、バスとトラムの街の交通機関も1分間ストップしました。



これは、本当のイスラム教徒とは関係のない者のしたことであり、「犯罪者」と「信者」を一緒くたにしてはならない、とフランスのメディアでも言っており、イスラム教徒を代表する人たちも素晴らしいメッセージを寄せています。

我々イスラム教徒は「シャーリー・エブド」を支持する

トトが教えてくれた誰かのツイッターの言葉: 「犯人はシャルリーを殺したのではなく、永遠の命を与えたのだ。」
そのくらい、この事件の直後から、「シャルリー」が 『表現の自由』 の大きな象徴的な存在になっています。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、宗教や国を超えて、平和な心で私たちが1つになれる日が来ることを、願い続けたいと思います。
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