結婚式の贈り物 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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結婚式の贈り物

  • 2014.08.15
結婚式に呼ばれて行ってきました。

フランスの結婚式は、

教会+市役所+カクテル+食事

という構成になっています。
教会で挙げず、市役所で市長さんの前で宣誓を行う式のみのカップルもいますが、今回の新郎新婦は伝統的なカトリックの家系なので、地元の教会で式を挙げました。



そしてカクテルには沢山の人を呼び、その後の食事は身内や親しい友人だけでする、というのが一般的なスタイルです。

私たちは新郎新婦ではなく、新郎の両親と知り合いだったため、カクテルに呼んでいただきました。

地元の由緒ある貴族のお家柄なので、自分たちのお城の庭でのカクテルでしたよ。



貴族、というと、いかに豪奢なものだろう・・・と想像しますが、実際は(私の知っている貴族の方々は)、驚くくらい質素堅実な暮らしで、庶民の私たちよりよっぽどお金の使い方が地味だったりします。そのかわり、先祖から受け継いだ土地とお城、地元の名士としての立ち居振る舞いを守っていかなかればならない、という気骨のようなものと、それを家族に伝えていかなければならない、という責任感を彼らから感じます。
休日は家族総出でシャトーの庭の草抜きをして過ごしたり(すごい量なんですけど!!)。質素倹約、質実剛健に過ごして、 家族の時間というものをとても大切にしています。

この結婚式も若い新郎新婦に無理のない範囲でオーガナイズされた、アットホームでシンプルなもので、そこがとっても心地良かったです

ビジネスでお金持ちになった「ブルジョワ」の知人たちは、こういう時には両親がお金に糸目をつけずにもてなし、パーキングには高級車が並んで、招かれた方としてはスペクタクル的な楽しみを味あわせてもらえます。そういう人たちの子供はビジネスで忙しい両親にあまり会えず、寂しさをずっと抱えたままお金で育てられたようなところがあるように感じられますが、どちらが良いとか悪いとかではなく、平民の私から見た「貴族」は「ブルジョワ」とはまた違う世界なのだと肌で感じた結婚式でもありました。




↑ コックさんが焼いているのは、エスカルゴの春巻き。美味しかったです!


さて、結婚式のお祝いは、私たちの世代やもっと上の方の世代では、一生使える食器などを選んでリストに載せ、その中から招待客は予算にあったものを選んで支払う、というものでしたが、今は食器だけでなく、旅行などもリストに載せるようですね。むしろ、あまり出番のない高級食器より旅行の方が人気があるのかもしれません。

今回の新郎新婦のリストには、新婚旅行のための「飛行機代」「現地レンタルカー代」「サファリパーク入園料」「ホテル一泊料金」・・・などなど細やかに分かれて載っていました。

先月結婚した私の友人も、招待客に希望したプレゼントは旅行でした。結婚する本人名義で「○○行き」というコースを旅行会社に登録してあり、招待客は各自旅行会社に出向き(または郵送や振込みで)、予算にあわせて好きなだけ支払う、というものです。誰がいくら払ったかは当人たちにはわかりませんが、支払った招待客の名前と集まった総額が旅行代金としてプレゼントされる仕組みです。

ボン・ヴォワヤージュ(よい旅行を)!!
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