アリゴとフローヌ - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

アリゴとフローヌ

  • 2013.11.26
トゥッサン(万聖節)に夫の祖父母が住んでいたアヴェロン地方の家に行き、お墓参りをして、親戚にも会って来ました。



これが、フィリップをして「毎日食べたい」と言わしめた、アリゴ Aligot です。
夫の両親の実家、アヴェロン地方(私たちのいるオーヴェルニュ地方より少し南に下ったところ)の伝統的な食べ物。
じゃがいもに、トムフレッシュチーズとクリームを混ぜたもの。
こ~んなに伸びるんですよ。



フィリップにもやってもらいました。

もったりとして柔らかでまろやかな口当たり、欲張って沢山食べたくなるけど、結構少量でお腹にドドーンと来ます。


「ほら、ほら、写真に撮っておいて、『授業に行きたくなーい』っていう気分の時は、その写真を見て元気出すのよ!」
と私が言うと、
「ha ha ha・・・」
と、ハを文字通り3回発音して終わりにしてたけど。

ジョークじゃなくて、本気でアドバイスしてるんだからね、こっちは。


こちらは、同じくアヴェロン地方のケーキ、フローヌ Flaune



羊乳から作られるブルーチーズのロックフォールの地でもあるアヴェロンの、その羊の乳からフレッシュチーズを作る過程で取れるルキュイットという柔らかな成分に、卵、砂糖、クリーム、オレンジウォーターなどを加えて作ります。
朝起きると、義母がちょうど作ってくれているところでした。
ルキュイットはアヴェロンのチーズ屋さんならどこでも買えるそうです。オーヴェルニュでは見たことがなかったので、ちょっとつまんでみると、ケーキにしないでそのまま食べても美味しい。義母が子供の頃は、ルキュイットに砂糖をかけて食べるのがおやつだったそうですよ。目の前であっという間にタルトになってしまって、写真には撮りそびれてしまいましたが、モロモロッとした白い生チーズです。
フローヌも、ルキュイットも、羊乳独特の味わいが砂糖の甘さと合わさって、牧草を感じるさわやかな味です。

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