コミュニケーションのアングルの違い - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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コミュニケーションのアングルの違い

  • 2013.09.11
このところいろいろあって、やはり生まれも育ちも違うティーンエージャーと一緒に暮らす、ということは大変なことである。と実感し始めています。気力体力大人力を試されている気分。やはり、留学している本人だけでなく、私たちにとってもチャレンジ体験です。

さて、

そういえば、フィリップがまだこちらに来る前、初めてもらったメールで質問されたこと。

あなたのことはなんと呼んだらいいですか?
ママ? マム? マミー? マザー?
 」

えっ、えぇっ?
まだ会ったこともない子が私のことを「ママ」と呼ぶのかい?
ほんとにそれでいいのかい?
知らない私のことを「ママ」なんて呼べるのかい?

それは、結構インパクトのあるカルチャーショックでした。
フランス人の友達に話すと、やはり同じようにビックリしています。

「とりあえず、名前で呼んでね。あとは、会ってから決めましょう」と返事をしました。
フランス人の友達の1人には「自分の子供たちが快く思わないでしょうから、ママなんて呼ばせてはだめよ。」とも言われましたが、それに反してうちの子供たちには「ママ、彼はママと呼びたいと言っているのに『名前で呼んで』なんて、冷たすぎるよ。」と言われました。

そして結局のところ、子供たちの反応は的外れではなく、着いた早々「フィリピンでは目上の人を名前で呼ぶ習慣がないので言いにくい」と言われ、『マム』と呼ばせてほしいということになりました。

それにしても、学校のこととか、こちらでの生活のこととか、来る前には他にいろいろ質問がありそうなのに、彼が一番聞きたかったのはこの「呼び方」だったのです。

コミュニケーションのアングル が違うよね、と思いました。


それではここで、前回のクイズの答えですが、正解は

③ 君ってキレイだね

でした!

そ、そういう切り口で来るか~!

あの~、普通、その言語がまったく話せなくて人と会うことになったら
「僕の名前は○○です」とか
「君の名前は何ですか?」とか
「趣味はバスケットです、あなたは?」

などと準備していくと思うのですが、それはこちらアングルであって、彼のコミュニケーションアングルは全く違う方向からの切り口なのでした。

「チュ エ ベル (君はキレイ)」
「ヴ ゼット ベル (あなたはキレイ)」
 
と教えてあげると、次なる質問は

「では、僕と友達と話している時に、離れているところにいる女の子を見ながら
『あの子キレイだね』というのは、フランス語でなんと言うの?」

思考回路がわかりやすい(笑)。

チュ エ ベル
ヴ ゼット ベル
エ レ ベル

の3つのセリフを何度も口の中で唱えて練習していました。

ミーティングから戻ってきたフィリップに、「『君はキレイだね』ってセリフ、何回使ったの?」と聞くと 「僕にとってキレイと思えるのは二人だけだったから、2回だけだった」そうです。

以来、学校も始まりましたが、フランス語の文章を唱えている姿はそれきり見ていません。。。

アングルの違う子と一緒に暮らすと、自分の家庭内の常識が覆されて、えええええ?と思うことがままあり、
楽しかったり、仰天したり
よい刺激になっています。
(仰天したことはまだ書く勇気がありませんので、今回は楽しいことを書いてみました



この、インバウンドとリバウンドの学生が集うミーティングのことを、こちらではローテックスと呼んでいます。
トトも先日、留学先のアメリカで行われたローテックスに参加したところ、留学生ではブラジル人と日本人が一番多かったそうですよ。アメリカで日本人のよい友達ができるかな?

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