ル・ピュイのレンズ豆 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

ル・ピュイのレンズ豆

  • 2005.11.25
あの後、仔牛の頭煮がどうなったかとご心配下さっている皆さま。(誰も心配していない?)
ご安心下さい。これでも質素倹約、質実剛健なオーヴェルニュ女のはしくれ(0.1ミリ くらい)、捨てはいたしません。が、もちろん丸呑みすることもありません(笑)。
この栄養たっぷりの煮汁をどうしようかしらん、と考えた末・・・

そうだ!ポン!(手を打つ音)

レンズ豆を煮よう!


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レンズ豆はここ、フランスのおヘソにあるオーヴェルニュ地方の特産でもあります。
La Lentille verte du Puyピュイの緑のレンズ豆)といったら、オーヴェルニュ地方はオート・ロワール県にあるル・ピュイ・アン・ヴレイ(略してル・ピュイ)という町の名産品。
ル・ピュイ(みどころ)(奇想遺産)は、世界遺産に指定されているスペインのサン・ジャック・ド・コンポステル(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)に向かう巡礼路の出発点(の1つ)になっています。多くの巡礼者を集める一方、レース刺繍の手工業もさかんなところです。
そこの標高600-1200mにあるヴレイ高原で栽培されている、この深緑色のレンズ豆、1996年8月に野菜として初めてのAOCを獲得したのだそうですが、豆そのものは2000年前から存在するんですって。

鉄分が豊富なので、女性にやさしい食べ物です。
鉄分と言えば、レバーやほうれん草をまず思い浮かべますが、これはほうれん草のように灰汁が強くないし、レバーのようにコッテリしていないし、とても食べやすいのです。
妊娠中はこれをよく食べるように言われてせっせと作って以来、いまでも好きな食材です。

lentilles.jpg



作り方はカンタン。
丁子(クローブ)を1-2個刺した玉ねぎと、ソーセージと一緒に、レンズ豆の5倍の分量の水で煮るだけ。20分ほどで出来上がり。好みで人参を加えたり、ソーセージのかわりにベーコンを入れたり。肉類のかわりに生クリームとスモークサーモンを入れると、ちょっとお上品な感じになります。
夏は、冷やしたレンズ豆にバルザミコ酢やドレッシングをかけて、冷菜としても好まれているんですよ。私は一年中温かい方が好きですが。

このレンズ豆を仔牛の頭煮と一緒に煮込めば、コラーゲンと鉄分たぁっぷり♪
冬の美容対策バッチリ~、家族の健康対策万全!というわけです♪
普通のお水で煮るより、とろみが出て美味しかった~。

仔牛の頭がすでに入っているので、写真のソーセージは焼いて食べました。
奥に見えるのは皮がしっかりとぶ厚いので長持ちする円形パン。中はしっとりしています。ウチの方ではトゥールト(tourte)と呼ばれているパンです。

大きな声では言えませんが…、写真に写っているのはカルフールのBIOレンズ豆でピュイ産のものではありません。。。これだけピュイについて書いておきながら。。。私って一体。。。。。。(;-_-)

ピュイのレンズ豆のサイト(仏/英語
次回の記事にレンズ豆レシピをひとつアップしました。

プラスαのレシピは・・・
東京は目黒にあるフレンチレストラン「ラ・フィーユ・リリアル」の齋藤シェフが、レンズ豆のレシピをコメントに下さったので、皆さんに見やすいようにここに転載しておきます。
(レンズ豆、というより・・・どちらかというと仔牛の頭のレシピかな(∩_∩;) ご参考にして下さいね。

●レンズ豆とTête de veauの煮込み
1.煮上がったTête de veauをザルに上げて水分を切り、
2.内側にラップを敷いたテリーヌ型orパンケーキ型に『1』を詰め(出来れば重石をする)て冷蔵庫で冷し固める。
3.デ(賽の目切り)に切ったベーコン&香味野菜&Tête de veauの煮汁でレンズ豆を煮込み、
4.仕上がる数分前に賽の目切りに切った『2』を加え、
出来上がり~☆

●Tête de veauのポワレ、レンズ豆のサラダ添え
1.↑の様に煮て冷ましたレンズ豆にソースヴィネグレット加え混ぜる。
2.皿にお好みのサラダを敷き詰め、中央に『1』を盛る。
3.↑の様に冷し固めたTête de veauを1㎝厚に切り、塩&黒胡椒。
4.フライパンで『3』を濃いキツネ色に表面カリッカリに両面焼く。
5.『2』の中央に『4』を盛り付けて
出来上がり~☆
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