カトリックのコミュニオンとケーキとニンニク - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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カトリックのコミュニオンとケーキとニンニク

  • 2012.05.14
今では全員がするわけではないようで、カトリックに興味のないフランス人も多くなっているようですが、
カトリック伝統国としては洗礼というしきたりがあります。

赤ちゃんが生まれた時に洗礼を受けますが、その後学童年齢になってから2-3年間、定期的に教会などに通って聖書やキリストについて学びます。
そして10歳ぐらいの時に「初めてのコミュニオン」というものが行われます。
それは、キリストが最後に12人の弟子を集めて行われた晩餐で、パンを与えながら「食べなさい、これは私の体である」と言ったことにちなんで、パンをキリストの体としていただき、自分の体の中にキリストの光と愛を受け入れる・・・という儀式なのだそうです。
(私の説明は今回修道女の方に聞いたものの記憶です。)

そして、洗礼を受けるにあたって決められた、パラン(parrain 代理父)、マレンヌ(marraine代理母)という立会人は、一生その赤ちゃんと深い関わりをもつことになります。折々にキリスト教の意味を伝える役でもあり、両親に万一のことがあった場合は、昔は代理父母が子供を引き取って育てる役とされたそうです。毎年の誕生日や大人になってからは結婚式にも出席します。(テオリーとしては。実際は連絡がなくなってしまうこともあるようですが。)
ですので、信頼のおける親類縁者から選ぶことが普通だったようですが、今は友人間でもっと気軽に行われるように思います。

パランやマレンヌから見た洗礼を受ける赤ん坊はフィヨル(男の子はfilleul、女の子はfilleule)と呼ばれます。

…と、前書きが長くなりましたが、今回は夫のフィヨル(つまり夫がパランになっている子)の「初めてのコミュニオン」に行って来ました。
儀式中、撮影は禁止でしたので写真はありませんが、20人ぐらいの子供たちが一斉に「初めてのコミュニオン」を受けていました。神父さんのお話に始まって、列席者も一緒に全員で何曲も賛美歌を歌った後、子供たちに「パン」が配られました。
教会の中は、付き添いの親や代理父母や親戚で満杯でした。




さて、その後の、フィヨルとその家族との食事です。



大きなコミュニオンのトラディショナルなケーキ。教会の形になっているものはヌガティンヌと呼ばれる、カリカリとしたお菓子。その裏には・・・



シュークリームを積み上げて、カラメルを絡めたものです。
こちらのウエディングケーキも、これなんですよ。
コチラをクリックすると、いろんなシュークリームケーキが見られますので楽しんで下さいね。




少し食べちゃってますが、羊肉と白豆煮、そして、このハチの巣みたいなものは何でしょう?

それは・・・・・


ニンニクのコンフィですって。

ニンニク好きの私にはたまらない付け合せでした!!
夫も子供たちもニンニクが苦手なので、彼らの分ももらって、ペロリ!うまかった~。あぁ~至高の食事~ハレルヤー。

と帰宅すると・・・・・
玄関に入るやいなや、3人が「何か変なニオイがする」と言いました。
「えっ?どんな?」と私だけわからず。
3人が私の後ろに並んで、怪訝な顔をしています。
「あら?もしかして・・・?」
「ママ、ニンニク!!」
と同時に気づきました。
そう、私の食べたニンニクが、ちょうど帰宅するころに消化されてきたのか、玄関という閉鎖された空間に来たためにニオイが急にこもったのか・・・

とにかく3人は鼻をつまんで、吐き気まですると言い出してさぁ大変。
私が話しかけようと口を開くと、まるでガス漏れの中を歩くかのように身をかばって、各自の部屋へ退散していきました。
翌朝起きて、「おはよう~」と声を発した私を見るなり、「すごいニオイ!」
トトがあわてて換気のため窓を開け放ちます。(外は7℃だったんですけど。)
夕方帰ってくると、「アパルトマンの外の廊下からすでにニオう!!」
特に夫とトトがニンニクのニオイに敏感なので、私から半径5メートル以内に近づくことが出来ないうえに、私が通った場所にもいられない様子。(サロン独り占め?!)

「クッサイ、クッサイ、プハ~!」とあえぐ夫に、「そういう言い方は失礼よ!」とたしなめるナナの声がします。馬のフンのニオイもものともしない彼女だから平気なんだなぁ、と思ったら、
「ニンニクのニオイが強い、って言うべきよ。」ですって(笑)。優しい心遣いです。
考えたら、実は乗馬から帰ってくるナナに、夫がよく「クサイ、クサイ!」と言うので、私がたしなめるセリフの応用版でした。

やっぱり、丸ごと2個分(24片ぐらい)食べたわけで、食べすぎだったかなぁ。
夜になってもまだ相当のニオイを発しているようで、何も話さなくても、口を閉じていても、ただ息をしているだけでニンニクビームが滲み出てしまうようです
きっと、体中の毛穴から出てるに違いありません。
仕方ないので、今晩の「おやすみ」も遠くから投げキッスをしました。

日中は人に会ったのですごく気になったのですが、閉じた空間じゃなかったから、大丈夫・・・だったかな? まぁ外で会う人はその時だけだから我慢してもらえばよいとして(笑)、家族はとてもつらそうです。
大好物のキムチを食べても、夫と息子の激しいヒンシュクを買うため、
ずっと食べるのを我慢していたので、それだけに余計おいしいニンニクでしたが・・・
何か、よい方法はないでしょうかね?
(牛乳やリンゴジュースを飲んでみたけど、効果なし。)
いつまでこのニオイが出続けるのかなぁ。
あぁ、国民全員がニンニクを食べるニンニク国というものがあったら、行きたい。。。

とにかく、今週は私と会わないほうが皆さんのためです。町ですれ違ったとしても声をかけないで下さいね(笑)。



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