01/11/11に当てたもの - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

01/11/11に当てたもの

  • 2011.11.10
1が並ぶラッキーディ、01/11/11 (2011年11月1日をフランス式に書くとこうなります)にトトが大当たりしたものがありました。
それはなんと、

虫垂炎でした!


詳細はまた次回に書きたいと思いますが、とりあえず手術の経過もよく、本人は元気を回復しつつあります。




付き添いで病室で寝た私にも朝食が出ました。
典型的なフランスの朝食です。
バゲットとバターとジャムと飲み物。
私は朝は紅茶がないと一日が始まらないのですが、コーヒーやココアもありますよ。

手術をした夜の食事は水をコップ一杯だけで、それを吐いて戻さずに消化できるようであれば翌日から少しづつ食事が取れるようになると言われました。翌朝、トトは朝食にコンポートを食べてよいことになりました。
しかし、たった一個のりんごコンポートを、スプーンにすくって口に入れて少しするやいなや、「痛い・・・」。
お腹がペコペコなのに、腸が働き始めたとたんまだ痛みを感じてそれ以上食べることが出来ませんでした。ガスがたまってお腹が張っているのに排出することが出来ず、尿もまだうまく出せない状態でした。
結局午前中いっぱいかけて、コンポート1個を食べ終わりました。



続いてお昼に出されたのがコレ。
塩抜きパスタ、朝と同じりんごのコンポート1個、フロマージュブラン(フレッシュチーズ)。
しかしこのパスタはプラスチックの容器の味がして、食べられず。
フロマージュブランもほとんど食べられず、またコンポートだけ。
前々日の夜以来ほぼ何も食べていないトトはお腹が空いて仕方がないのに食べるとお腹が痛くなるので食べられない。

夕方になって眩暈がしてきたトトに診察に来たドクターは「とにかく食べて力をつけないといけない。」と言い、夕ご飯はポテトスープに近いピューレと子牛のひき肉ハンバーグでした。(写真は撮り忘れました。)
これは半分食べられました。

そして翌朝。
「もう何でも好きなものを食べていいわよ。」と配膳の人に言われ、トトが頼んだのは、ココアとビスコット。これは抵抗なく全部食べていました。腸の働きが戻ってきたようです。
ビスコットは食パンをカリカリにトーストしたようなもので、すでにカリカリの形で売られています。
パンの代わりにビスコットを食べるフランス人も多いようで、スーパーにはパンの棚とはまた別に様々な種類のビスコットが並んでいるコーナーが設けられています。



大抵は、手のひらサイズです。
パンと同様、バターやジャムをつけて食べます。




この後、荷物をまとめて朝10時に退院しました。
火曜の午後に開腹手術をして、木曜の朝に退院です。
まだ自分でベッドから起き上がることも出来ず、ちゃんと立って歩けないくらいで、半歩ずつ足を出して、見舞い客ですら迷子になる大きな病院の長すぎる廊下をゆっくりゆっくりと歩きながら、病院を出ました。

あまりの早い退院に驚いてしまいましたが、社会保険でまかなわれる入院費ですが、財政緊縮ですから、入院期間も以前に比べると最小必要限に留められているようです。それでも検査から手術、退院までの間は短いながらもドクターにも看護婦さん、看護助手さんにもテキパキと感じよく応対してもらい、新しく出来たばかりの病院はきれいで気持ちの良いものでした。
病院で働く皆さん、本当に大変だけれど素晴らしいお仕事だとあらためて心から思いました。感謝しています。

帰宅するとすぐに食欲を取り戻したトト、真っ先に言い出したのは
「これからボクも朝食にはビスコットを食べるよ。バターが塗りやすくて便利だし、食べやすいし、早いし、なかなかいいな。」

入院がきっかけになって思いがけず朝食のメニューがイメージチェンジすることになりました。今まではクロックムッシューだったりクレープだったりサンドイッチだったりしていたのですが、私にとっても作る手間が省けてラクなことこの上なしです。
トトの希望でしたが、新鮮さも加わって今のところは家族全員で朝はビスコットをカリカリと食べています。

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