子供の頃によくやった遊び - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

子供の頃によくやった遊び

  • 2011.08.02
子供の頃大好きだった遊びを、ついこの間思い出していました。

「友だちと四つ角に立ち、それぞれ別の方向へ行く」

というものです。

ヨーイ!と言って、それぞれ一人で別々の方向へ行き、道なりにどこまでも行く。
また四つ角や三叉路に出たら、“通ったよ”の印に木片を落としておく。
そうしてどこまでもグルグル回っているうちに、友だちの誰かとすれ違うとどこかでホッとして歓声をあげる・・・。そしてまた、互いに違う方向へと日が暮れるまで続ける。

ただそれだけのことでしたが、この遊びの醍醐味は 知らない道を行く ことにあって、この道がどこへ繋がっているんだろう・・・と思うとワクワクが止まらないのでした。

知っている道は行きたくない。
知らない道であればあるほど、
その道がどこへ繋がっているのか、先が見えなければ見えないほど、
スリルと好奇心とでワクワクしたものでした。


・・・それが、いつの頃から、知らない道を行かなくなったんだろう?・・・・・
と考えていました。

知らない道を行ってみたい、という好奇心が私そのものでもあったはずなのに、
そういえば、知っている道しか行かなくなってはいないでしょうか?

特に車を運転するようになってからは、道に迷うのが怖くて、知った道しか運転しなくなっていました。
知らない場所を運転することに、非常にストレスを感じるのです。
それは運転技術に伴う自信のなさと、たぐい稀な地理オンチ(!)から来ているのは間違いないので、仕方がないのかもしれませんが、この間運転しながら、ふと、「子供の頃はこうじゃなかったな」と思い出したのです。

いつの間に、私はこんなに臆病になってしまったのだろう・・・と。

運転する道は、文字通り「道路」ですが、人生の「道」、日々の「道」にも臆病になってはいないでしょうか?

知らない道を行ってみたい。

そんな無邪気な好奇心が、分かれた友だちと交差点で出会ったみたいに、遠い道を回って戻ってくるのを感じた瞬間でした。



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