枯葉のお茶碗 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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枯葉のお茶碗

  • 2010.12.14
今、こちらの風景はこんな状態になっています。(これをアップしようとしているまさに今は、またちらほらとあられ雪が降り始めましたが・・・)

黄葉も終わり、一度降った雪は融け、本格的な冬が来る前の、「枯れた」状態・・・

春の初々しさも、夏の栄華も、秋の成熟もすべて経て、完全に朽ち果てる手前。
まだ感じられるほのかな暖かみと、寂れた中に含む豊かな深み・・・。
しみじみとしたこの景色も、とても好きです。
















そして、この枯れた自然から両手で取り出したようなお茶碗を見つけました。

ね、そんな感じでしょう?





粘土状の土が陶土として優れていることから、すぐそばは、もともとはガリア人だったこの土地にローマ人が征服にやってきた時代、ローマの裕福な階層のために陶器を作っていた一帯なのだそうです。
今でも、少し掘り起こせば、あちこちで2000年も前のガロ=ロマンの陶器の欠片が見つかるそうですよ。
それで現在も陶器の町としても知られていて陶芸家が3軒ほどいますが、そのうちの1人である女性作家が作ったものです。彼女の作るものはどれも変容していく土や葉っぱに近くて、大好きなのですが、これは特に今の私の気分にもぴったりのお茶碗。

朝、透ける紅茶を入れても・・・
白濁したミルクティを入れても・・・ 似合う。
このお茶碗を両手ですくいながら、自然と一体化した気持ちをいただけて、心が落ち着くのです。





町中の暮らしになっても、ここの景色の中で毎朝紅茶を飲むことが出来るような気がしています。




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