百草の庭 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

百草の庭

  • 2010.05.15
もう2週間以上も続いているのではないでしょうか。
朝、外を見て、あぁまた雨だ。 という日が。
雨、雨、雨・・・・・・まるで梅雨が来たみたい。
本来なら、新緑が一斉に芽吹き、美しい季節が訪れる頃なのですが、5日には雪まで降って、寒さも逆戻り。

それでもウツウツとしないでいられるのは、雨のおかげでおとなしくお気に入りのDVDを見られるからだったり(私。太陽が出ているとお尻に火がついたように外に飛び出さずにはいられないから)、夢中でパソコンのプログラミングをしていて外なんか見ていなかったり(息子)、熟睡できるからだったり(夫)します。
そしてこのヒト(娘)は・・・

DSC03897p.jpg


実はこれ、写真ではよく見えませんが、カメラもずぶ濡れになってしまうくらい目の前には糸どころか太い綱のような雨が降っています
Il pleut des cordes
綱の雨が降る=どしゃ降り!
という状況が一時間も続いているのですが、誰ひとり雨宿りをしようとする人はいませんでした。
服を着たままプールに飛び込んだような姿で乗馬を終えた娘は、「上手に跳べたの、見てくれた?」と、雨のことなんか一言も口にしませんでした。
好きなものがあるって、幸せですね。

雨の日には雨粒を、
風の日には動きを、
曇りの日には沈静を、
雪の日には白さを、
晴れの日には光の恵みを、
その場で楽しめるようになれば、いつだってシアワセになれる・・・と思うこの頃です。

一番肝心なのは、外の天気じゃなくて、心の天気。 
小さな喜びを見出せることが、シアワセのコツかもしれません。

そんな小さなシアワセを見つけるのが上手で、日々の暮らしを大切にしている友人が、東京の自宅にお店を開きました。
百草の庭

「庭だより」 から見られる彼女のお庭には、手入れの行き届いた小さな野花がたくさん咲いています。
そして、そんな小さな花たちにも、びっくりするくらい難しい名前がついていることや、友人の穏やかで暖かい観察眼に、感嘆してしまいます。
(いつか、おばあちゃんになったら、草花の名前を調べながら散歩しよう)・・・なんてひそかに思いながら、いつも野花の横を早足で通り過ぎてしまう自分が、少し恥ずかしくなりました。

「いつか」なんて日は来やしない、「今」があるだけ・・・
そんな言葉が浮かびました。

これから、どんな色のどんな形の花が咲くのでしょう。どんな名前なのかしら。百草の庭に行くのがすっかり楽しみになりました。

きっと皆さんも、彼女の選んだセンスのよい小物たちの息吹と、庭の花たちの命から、日々の暮らしを丁寧に、大切に暮らす心の豊かさを感じ取って下さることでしょう。





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