五月のツリー - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

五月のツリー

  • 2005.05.27
5月に入ると、あちらこちらの緑の芽が一気に吹き始めますが、その芽の中でも私にとって一番愛しいと感じるのが、庭にあるこの赤ちゃんミドリです。

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モミの木の新芽。新芽の向こうにいるのはトト。
無邪気に庭に穴を掘って遊んでいます。穴を掘るのが好きな子です(笑)。

クリスマスになるとフランスではツリー用に本物の小さなモミの木が沢山市場に出回りますが、これはトトが1歳の年のクリスマスに買ったモミの木。
チクチクするし、形も不揃いで、年を越す頃には乾燥して針葉がばらばらと落ちてくるので掃除は大変だし・・・と難点があるので、近年はもうプラスチックのツリーにしていますが、やっぱり本物のモミの香りで飾りつけたツリーは味わいが違います。
その小型モミの木、当時1歳半を越えたトトの身長より、ほんの少し高かっただけの、トトと同じくらいの赤ちゃんだったのです。多くは祭りが終わるとともに処分の運命にあるこれらの木ですが、1月が過ぎてもまだ枝ぶりもピンピンしていたので植えてみたくなって、庭の端に連れて行きました。
それから、毎年春になるごとに、ういういしい新芽を出して、ぐんぐんと大きくなりました。
7年の歳月を経て、今ではクラスでも背の高いトトよりも大きく、私の背よりも大きく・・・2メートルの立派な青年になって見上げるほどです!

このモミの木を見るたびに、トトがよちよちと歩いていたクリスマス、そしてトトが生まれたときの喜びをまざまざと思い出します。
それが、トトの成長に合わせて、いやそれ以上にグングンと大きくなっているのですから、二人のイメージを重ね合わせて頼もしい思いで眺めてしまうのです。
カラダのどこにこんなに新しい力を身につけていたのでしょう。

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新芽はとてもやわらかくて、まだチクチクしないのです。
五月のツリー
全身を新しい色で彩っている様は、クリスマスツリーとはまた違った美しさ。
爽やかさがいっぱい、エネルギーいっぱい。

これからもしっかりと根を張って、逞しく健やかに伸びていってね!
ずーっとずーっと応援しているから。

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