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クレラン

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2009年10月01日(木)
朝、学校へ行く道

 
今、フランス人の友人が出張で日本に行っているのですが、夜スカイプで話していたら、日本の学童が一人で登下校しているのに、驚いていました。地下鉄や電車で、ランドセルを背負った子供がひとりで乗り降りしている様子に目が釘付けになったようです。父親のひとりとして、とっても心配になってしまったと同時にカルチャーショックを受けたという話を聞いて、そういえば前の記事で書いた話に説明が足りなかったかもしれない、と私も思いつきました。

こちらの学校は、幼稚園から小学校卒業まで、保護者が学校の前まで送り迎えしなくてはならないのです。共働きの多いこちらでは、送り迎え時間のやりくりが夫婦の仕事のひとつでもあります。それもあって、始業時間は8時半から9時、下校時間は4時半ぐらい、と勤務時間に合わせた長い学業時間が幼稚園のうちから始まっています。
また、その時間にも間に合わない保護者のために、学校内に始業時間前と終業時間後にギャルドリー(託児所)が設置されています。

私の経験ですが、幼稚園も小学校も、親が直接学校に迎えに来る場合は、先生が親の顔の確認をしてからひとりひとり子供を校門から出すといったやり方でした。
親以外の者が迎えに行く場合、たとえば、ベビーシッターの人や、知り合い、祖父母や他の家族の者などが例外で迎えに行く場合は、あらかじめ先生に知らせておく必要がありました。
また、一年の初めには、親以外の誰かが迎えに行く場合の人物のリストと連絡先を、書類として提出します。

スクールバスに乗る場合は、帰宅の場合は、バス停で待っているものが親であるか、連絡のあった人物である場合のみ、子供たちをバスから降ろしてもらえます。
親が遅刻して遅れた場合、また連絡のなかった知らない者が迎えに来た場合は、バスから降ろさずにギャルドリーまで連れ戻し、親が来るまで待つ、というシステムにうちのほうではなっています。
つまり、学校の門までの送り迎えも、大切な親の役目なのですね。

中学に入ってからは1人で通学する者も増えますが、やはり、下校時間の少し前には、迎えに来た保護者の車で路上がラッシュしています。

かなり用心深いやり方ですが、物騒なニュースも多い中、当然のやり方とも思います。
これから考えると、1人で大人に混ざって通っている子供の姿は、かなり衝撃的に写るわけなのです。

・・・ということもあり、スクールバスが家の前まで来てくれなくなってしまった今秋、私もナナと一緒にてくてく歩いて車道まで出て、ナナがバスに乗り込むまで見届けているわけなのです。迎えに行くのも同じです。



今朝の風景。

asa1.jpg

うっすらと朝もやがかかっています。




asa2.jpg

夜の間に働いたのね。きれいな蜘蛛の巣。




asa3.jpg


朝露で白いたんぽぽ。


 
 
 

Comment


    
 

No title

子供に対して、結構シビアに距離を保つフランス式子育ての割りに、送り迎えに対する姿勢にはものすごく日本よりも 親子関係の濃さを感じて その違和感が未だにありますが、日本では 家で子供と一緒に寝る親が 学校の行き返りはほったらかし という風にランス人からは見えるのでしょうね。

今朝の風景 本当に素晴らしい!! 見ていると 新鮮ですがすがしい空気が私の部屋まで満たしてくれるよう。思わず深呼吸してしまいました。クモの巣も立派!!

2009/10/02(Fri) | miehf | URL | Edit
 

No title

蜘蛛の巣の写真、朝日に映えてうつくしいですね。写真に撮ろうなんて考えつかないような一枚です。

前の記事にも関連するのですが、「ぼくの好きな先生」良かったですね。でも、スクールバスのことは覚えていないなー。(もしあの映画のシナリオがあれば、学生さんと読みたいと思っているのですが、ないみたいですね)

あの映画のような感じ、と聞いて、クレランさんの住んでおいでの場所がちょっと想像できました。す、すごい。(笑)

わたしも娘を送り迎えしていましたが、ある時サマータイムなのに時計を進めるのを忘れて、1時間遅れていったら、園長先生がだっこしてくれていました。

2009/10/03(Sat) | michiko | URL | Edit
 

平和のしるし?

ほんと、miehfさんの言うとおり、日本とフランスじゃ子育ての距離感が違うよね。
中学に入っても門まで送り迎えしている、なんて日本じゃ過保護かと思うよね。

それでいて親しくてもビズーしない日本をすごく不思議がるけど、親子一緒に寝る、なんて言ったら口をあんぐりするし。

通学がひとりで出来るってことは、日本がそれだけ平和な国だった証拠なんじゃないかしら。家の外に安心して出せる。子供がひとりで歩ける国なんて、すばらしいことだと改めて思うわ。
今は物騒な事件が増えているから、これからはどうなるかわからないけど。。。

2009/10/05(Mon) | クレラン | URL | Edit
 

園長先生のだっこ

いい方でしたね♪e-348


「ぼくの好きな先生」、私の記憶の中では「白い」スクールバスになってますが・・・・、ひょっとしてひょっとするとあの映画の中では違ってたかな?・・・という気が、今、してきました(笑)。
そのくらい、日常のそっくりさん映画だったもので、記憶が塗り替えられているかもしれません。

会話もあまりないし、学生さんと画面を見ながらでも授業ができそうですね。
とにかく、すごいところに住んでおります。v-47

2009/10/05(Mon) | クレラン | URL | Edit
 

スクールバス

クレランの記事を読みながら、まず思い浮かべていたのが、僕の大好きな先生、のバスが雪の中の小道を走っていくシーン。ああ、やっぱり!、と思いました。

子供じゃなくても、最近もフォンテーヌブロウの森でジョギング中の女性が車のトランクのなかに閉じ込められ連れ去られ殺害されたり、一見平和に見える毎日の生活のすぐ水面下に潜む危険に常に用心していなくてはならないのがフランスだよね。

お互い、子供との対話を楽しんだりしながら、頑張って送迎に励もうね!

2009/10/05(Mon) | シシィ | URL | Edit
 

シシイへ

わかってくれたのね〜、映画の中のスクールバス!
私もあの雪道の、びゅうびゅう唸るような冬の冷たい空気の中を、走っているところが今でも目に浮かぶわ。
ドアを勢いよく閉めないといけないところとか、おんなじ。あ、やっぱりあのお母さんも力いっぱい閉めるのね、って妙に安心しちゃった(笑)。

いつまで、こうして、いろんなことを話しながら登下校できる日が続くんだろう。いとしくて、大切なこの時間を、お互い大切にしようねv-22

2009/10/05(Mon) | クレラン | URL | Edit
 

通学

日本は昔から治安がよかったから?
でも、通学途中の子供が、殺されたり… という事件があってから、ボランティアで通学路の要所に、保護者が立っていたりします。今の保護者は大変です。わが町内では60〜70代の時間のあるお年寄りが毎日出ています。こういう方のいない町内では保護者が毎日交代で。東京なんかは、こんなこと出来ませんね… ?何もないのでしょうか?

おまけ「ご父兄」というのは「父が偉く、次は兄」という時代の言葉です。今は死語。「保護者」を使います。

本日は台風で、パソコンで遊んでました。大した風ではないけど、被害がありませんように…

2009/10/07(Wed) | sahee | URL | Edit
 

サワディ〜カ〜

ご無沙汰です。
またあの白い物語のような季節になって行くのですね,

2009/10/08(Thu) | takoome | URL | Edit
 

Saheeさん

「父兄」は死語なんですね。書きながらなんだか自分でもしっくりこなかったんです。ご指摘ありがとうございました!助かりました。「保護者」に直しておきました。これからも気が付いた点がありましたら、よろしくお願いします。

そうですか、日本も今は通学路に立つようになったのですね。お年寄りのボランティア、ありがたいですね。そういうやり方はまだどこかほのぼのしていて、直接門まで迎えに来る危機感はないように感じますが、東京近辺では通学路が1時間ぐらいかかる場合もあるし、親が付き添うのは難しいでしょうね。

2009/10/08(Thu) | クレラン | URL | Edit
 

takoomeさん

このところ急に暖かな日v-278が戻ってきて
白い物語が少しのあいだ遠ざかっています。
もうすこし、このぬくもりを楽しんでいたいです。

2009/10/08(Thu) | クレラン | URL | Edit
 

送り迎え

日本でも田舎に住んでいる我が家は、フランスの送り迎えの実情とほぼ同じです。幼稚園時代は、保護者が毎日園内まで送り迎えをしましたし、小学校、中学校は町外れのバス停まで送り迎え、高校は、学校まで車で毎日送り迎えです。学校まで10キロ以上離れていれば、日本でも同じです。

2009/10/09(Fri) | テトパパ | URL | Edit
 

同じですね!

エーッ、テトパパさんのところ、こちらとほぼ同じですね!高校も車で送迎なんて、初めて聞きました。
私もそんな環境で高校に通いたかったです・・・!
やはり、日本も地域によってずいぶん違うのですね。
テトママ・パパさんご苦労さまです。v-448
でも、車内は良い親子のコミュニケーションの場になりますよね?

2009/10/10(Sat) | クレラン | URL | Edit