母がウサギに変身する日 - ジンジャーの薫り・・・仏田舎手帖

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母がウサギに変身する日

  • 2005.03.27
草木も眠る丑三つ時・・・ふと目が覚めました。
家族全員も当然ぐっすりと眠り込んでいます。

シメシメ ・・・でかしたぞ。目覚まし時計を使わずに自然に目が覚めるなんて。
私はひとり満足の笑みを漏らしました。
作戦は成功したも同然。ふふふ

しかも今日(27日)午前2時と言えばちょうど夏時間に変更になるタイミングではありませんか。
時計の針を午前2時から3時に変える時なんです。(日本との時差は7時間に変更)
針をぐるりと一周させると、私はガウンを羽織り、忍び足で階下に降りました・・・
そしてそーっとドアを開けると・・・
外に出ました・・・
昨夜から続いた雨があがり、美しい満月が雲間から顔を出していました。
こんばんは、お月様。あなたは起きていたのね。

では作戦開始・・・・
何をするって?









チョコレート撒き に決まっているではありませんか!






今日はパックです。
昨年は鶏と魚のチョコレートをお見せしましたが、フランスでは子供に内幕を漏らせない行事が結構あるんです。これもその一つ。
パックの朝、野兎が庭に卵を撒くのだとか、鐘が撒くのだとか・・・謂れはよくわかりませんが、要するに庭に卵のチョコレートが沢山落ちているはずなんだそうです。
それを朝一番で探しに行くのを楽しみにしているウチの子供たち。野兎を信じきっています。
去年は雨空だったので野兎はやって来なかったことに強制的にこじつけてしまいましたが、今年は雨に濡れない裏庭の階段に撒くことに母兎は心決めました。
パックの朝、母は兎に変身するのです。
問題はいつ、撒くか。
チョコが傷まないように、出来るだけ朝一番で撒きたいものですが、ウチの子供たちは野兎見たさに負けじと早起きしてきます。「朝5時に起きる!」とトトがはりきって目覚ましの針を回しているので、母兎はびくびくもの。
でも丑三つ時なら大丈夫・・・・・!




裏庭に出ると石階段にウサギのチョコを置き、卵型のチョコを撒きました。(全部で52個あったそうです。←子供たちが数えた)
鬼は~外~・・・と思わず言いたくなるけど違う違う・・・
階段は12段あるけど雛壇でもなくて・・・
パックの日のうちの裏階段です↓
20050330042020.jpg

それから外の表庭に出ましたが、草が濡れすぎていたので、歩くための敷石の上にだけパラパラと撒き始めると、








ワンワンワンワン!!!!


隣家の猟犬たちがそろって咆え始めました。村中を起してしまうかも・・・シーッ!
ドロボウでもないし、本物の野兎でもないのよ、
隣人の私よ。
あわてて家の中に戻りました。ふぅ。


翌朝起きるやいなや庭に駆け出していった子供たちの喜びようといったら。母兎は夜中のお月様に感謝するのでした。
そのあとすぐ、トトが野兎が庭を横切ったのを目撃。
「ママ!ウサギだ!きっとあのウサギに違いないよ!」
近くの空き納屋に住んでいるのです。
実像は野菜畑荒らしの兎くんたちなのですが、この日はめでたい復活祭のウサギとして一躍買ってくれました。


昼前に義両親もやって来て、家族で食卓を囲みました。この日のメインは羊肉。
agneau.jpg


隣人を呼んでの午前11時半の食前酒に始まり、食事が終わったのは午後3時すぎ。そして7時にはまた全員で夕飯を取りました。
またもやお腹一杯~。
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