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田舎レシピ
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2008/06/05(Thu)
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苦い思い出
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2007/10/14(Sun)
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あらっ、今日はこんなところに、子鰐が?!
・・・と、お店で一瞬ハッとしたら、 そんな訳はなくって、にがうりでした。 こちらでにがうりを見たのは初めて。 実は自分で料理をしたのも今回が初めて。 初めて食べたのは、中国の南方にいたときに、沖縄出身の留学仲間が作ってくれたゴーヤチャンプル。 あまりの苦さにのけぞりそうになったけど、彼女は「美味しい、美味しい」とパッチリした目をウルウルさせながら故郷の味を噛みしめている様子。 中国で食べたどんな初めての食べ物にも、印象的なものはあれど、カルチャーショックというものを受けた記憶はほとんどないのだけれど、(…「ミルク紅茶珈琲」なる缶飲料には何度も首をひねったけど…)これを美味しいと言って感激している彼女とにがうりは、まさしく当時の私にとって強力なカルチャーショックでした。 しかしながら今回、子鰐を見たとたん、ものすごく懐かしい食べ物に出会った気分になりました。まるでいつも食べていた好物に出会ったような気持ちになったのだから、フシギ。 彼女を思い出しながら料理してみたら、ほんのりした苦さがとっても美味しかったです。 フランス語ではなんと言うんだろう、と札を見たら、「苦いきゅうり (concombre amer)」。 そのままの名前なのね。 |
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ラ・ベット・ピエの続き
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2007/03/13(Tue)
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名前が違うじゃないのよ。
と、思わず呟いていました。 そんな風にツッコミを入れられても、目の前の野菜は困ってしまうでしょうけれど。 ちょっと想像してみて下さい。 前回初めてお会いした方が、「佐藤さん」とおっしゃるとします。 なぜそうわかったかというと、その方は「佐藤」とネームプレートのあるデスクに座っておられたからです。次回お見かけしたときにもそうなのですから、すっかり佐藤さんだと思うわけです。 ところが3度目にお会いしたときには、「塩野」とあるデスクにどっぷりと腰掛ているではありませんか! あら?お名前が違うじゃないの? と呟きたくなってしまうではありませんか。 前回の記事でご紹介した野菜、覚えていますか。 最近私のお気に入りになった、ラ・ベット・ピエ・・・・・・ のはずが!! 姿は同じはずなのに、なぜか店内での名前は「カタローニュ (Catalogne)」となっていました。 スペインの一地方、カタロニアから来ているのでしょうか。 (だけど、イタリア産って書いてあるんだけど。) んっ?いつのまにやら名前を変えたな・・・まったくフランスのお店らしくアバウトなのだから。。。それに売られている棚の場所も変わってるわ・・・ と思いながら、以前まで置いてあった棚に視線をずらしていくと。。。 前回と同様「ラ・ベット・ピエ」のプレートがありました。 その下にあったのは・・・ おお、まさに「ラ・ベット」(前回記事の真ん中の写真)の「ピエ(下部、根もと)」。 ラ・ベットにそっくりです。 いよっ、親子!ラ・ベット屋!(歌舞伎の合いの手のつもり)と思わず拍手したくなりました。(←八百屋さんの中で これぞ、前回腑に落ちなかった説明 『ラ・ベット・ピエは、ラ・ベットを早摘みしたものです』を体現しているものでした。ふむふむ、ようやっと納得! つまり前2回は(2回買ったんですが)、売り切れだったのか、在庫がなかったのかわかりませんが、たまたま空っぽだった「ラ・ベット・ピエ」の場所に、不本意にも入れられていたわけだったのですね! どうりでラ・ベットに似ても似つかないわけでした。 というわけで、お名前を改めてご紹介させていただきます。 「カタローニュ」さんです。どうぞよろしく。 (しかし今度こそ本当にカタローニュさんなんだろうね。一抹の不安) → → → *(3/17後記)不安は的中しておりました(笑)。 イタリア在住ihokoさんにコメントをいただいて、ようやく発見しました。 今度こそ、間違いなく、正真正銘の、本名です。(三度目の正直?) 「プンタレル(puntarelle イタリア語から直接来たもののフランス語発音。)、または シコレ バレーズ(chicorée barèse)」 ですって! チコリの一種なんだそうです。そう言われてみれば、ほのかな苦味がそれかもしれません。 あー、これでようやく気分スッキリ。 名前を巡ってちょっとしたお騒がせ野菜になりましたが、美味しいからこれもご愛嬌。 ![]() +++++++ まぎらわしいと言えば、野菜の名前は地方によっても少し変わるようです。 以前、「ラ・プール・オ・ポ(鶏鍋)」のお話をしたときに、レシピの中に ナベ Navet という野菜が出てきました。これはうちの方のお店では「大根」を表すことが多いのです。 大根は Navet、または Navet blanc(白いナベ)。 ところが辞書では正確には、Navet はカブのこと。 大根を意味したかったら Navet long (長いナベ)になるはずなのです。 でも生活の場では呼び方が少し変わっているのですね。 うちの方ではカブは Navetではなく、「ラーブ Rave」と呼ばれています。(写真奥のカゴに入っている紫と白の丸いもの。) (ウイキペディアによると、ラーブはナベよりも大きなカブ。またラーブとナベはときに同じ意味に使われることもあるそうです。) あぁ、ややこしい。きっと八百屋さんも、ナベでも白いナベでも長いナベでも、どっちでもいいよ、って思ってるかもしれません(笑)。 それでついつい「ナベ」と言えば、私は「大根」を即座に思い浮かべてしまいます。 他の地方ではまた違う呼び方があるのでしょうか。 ちなみに、こちらの野菜って、どれもこれも日本の野菜に比べるとお化けみたいに大きくて(それとも日本の野菜が特別にお人形さん用みたいに小さいのかもしれませんが。)最初はビックリしたものですが、そんな大きいだらけの中で気が抜けるくらい、日本の野菜に比べて小さいのが、大根。 大根って、「大根足!」って言うくらい、太くてくびれがなくて、ズドーンとしているものでしたよね? 大根おろしを作ろうと思ったら、「さぁ!」と腕まくりをして、両脚を肩幅よりも広く開いて、腰に力を入れて、むんずと大根をつかんで大工仕事に取りかかるかのごとく、するものですよね? 加えて、 巨大化するという他の野菜の法則でいったら、こちらの大根はお相撲さんの足ぐらい大きくなってもよさそうでしょう? ところがこっちの大根て・・・ニンジンと変わらないくらいの大きさだったりして、 しかも、しなまで入ってます(笑)。 おろしていても、しな〜、しな〜、と細い体が揺れ動いて、頼りないことこの上ない。 チョット、あなた、本当に大根なの? もっとドデンとしててちょうだい!おろし終わるまでシッカリしてて! とハッパをかけたくなるくらい。 だから、一本ぐらいおろしたって、三口ぐらいでなくなってしまいます(うちが大食いのせいもあるかもしれませんが)。 こちらの大根足といったら、白くて細くてしなしなした足ですね、きっと。 褒められたと思ってしまうかも?! さて、これはシューラーブ。(コールラビ) 外側はキャベツ(chou)みたいだけど、中はカブ(rave)。という野菜ですって。 生でも火を通しても食べられるそうです。 カブみたいに薄切りにして浅漬けにしようと思って買ってみたのですが、切った感触が思ったより硬かったので、浅漬けはやめ。まだ食べていません。さぁ、どうやって料理しようかな。 *その後、浅漬けにしていただいたら、甘みがあってクセがなく、歯ざわりもよく、とっても美味しかったです! |
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ラ・ベット・ピエ
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2007/02/12(Mon)
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チーマ・ディ・ラパ以来の、出会いがありました。
ひと目見て、気に入りました。 お名前は? La bette pied と、上方に視線を移すと、ネームプレートに書いてありました。 どうやらこれもイタリア産のようです。 イタリア野菜に弱いのかしら、私って。 この野菜を手にとって、しげしげと眺めておられる年配のムッシューがおりました。 彼も初めて見る様子。ふーむ、ふーむ・・・としきりに見入っています。 それから、横でこの野菜をビニール袋に入れ始めた私と、興味深そうに見比べ始めました。 「食べたことないけど、試してみるわ。」 と私は、彼の眼差しに答えるように言いました。 「いやはや変わった野菜だよねぇ。」とムッシューは、私の勇気をたたえるような口調で言いました。 それからカートを押し始めた私にズリズリッと近寄ってくると、「今度ここでお会いすることがあったら、美味しかったかどうか、是非教えてくださいよ!」と目をぐいと覗き込みながら笑いました。 「もちろん!」と私は約束しました。 La betteという野菜は私も好きな、フランスでもポピュラーな野菜で、ファミリーなのかな?とも思ったのですが、名前が似てる割には似ても似つかない姿形です。 (ビート(Betterave)の葉っぱ、なのだそうです。佐兵衛さん、ありがとうございます。) そのムッシューに再び会うことがあるかどうかわかりませんが、皆さんにはご報告させていただきます。なかなか、おいしかったです! 初回なのでシンプルに、茹でて食べました。味は、青梗菜 と アーティチョーク を足して2で割ったような味です!(??)ほんとですってば。 これってイタリアではどうやって食べるのが一般的なんでしょうか? イタリアでなくても、召し上がったことのある方、料理なさったことのある方、いらっしゃいましたら、初回だけでなく今後もえんえんと茹でるだけになってしまうかもしれない私にご教授下さいませ。。。 これは根元の方。 なかなか魅力的でしょ? ** 再度お店に見に行ってみると、『ラ・ベット・ピエ(写真上と下)は、ラ・ベット(写真中)を早摘みしたものだ』と書いてありました。 ほ、ほんと〜?成長すると、こんなにも味も形も違ってしまうものなの〜??。 *** イタリア在住のihokoさまより、早速本場の情報を教えていただきました(コメント欄)。 「真中のコロコロした部分を一つ一つ切り離し、塩を入れたお湯で茹で、オリーブオイルとレモンとアンチョビ(チューブ入りのもの)で作ったドレッシングを回しかけていただきま〜〜〜す!」 とのことで〜〜す!! やみつきになる美味しさでした。 皆さんもお試し下さい♪ |
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ラ・プール・オ・ポとアンリ4世
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2006/12/19(Tue)
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(写真はウイキペディアより拝借しました。) こちら、アンリ4世でございます。 先週、お誕生日を迎えたようでございます。 タイムリーでございましたね。 ちょうど前回、ラ・プール・オ・ポの話をしたばかりでしたものね。 いきなり何ですかこの方、って? この方、フランスは名高きブルボン朝の初代の王様なのでございます。 頃は16世紀末、プロテスタントとカトリックに分かれ宗教戦争で泥沼と化していたフランスに、ナントの勅令というものを出して、信仰の自由を認めた方なんでございます。これによって両者が和解して、安定したフランス国家を長きに渡り統治した方だそうです。 最初の結婚の相手である王妃マルゴ(ヴァロア朝の王とカトリーヌ・ド・メディシスの娘)との間には跡取りがおりませんでしたが、後にメディシス家のマリー・ド・メディシスと再婚しルイ13世をもうけました。 かなりの女好きで、マリーは苦労したそうですが、国の統治においては人気があり評判の高い王様なようです。 セーヌ川のポンヌフを造ったのもこの方なんですね。 ・・・それで話を本題に戻しますと、ラ・プール・オ・ポ。 ラ・プールは鶏(正確にはめんどり)、オ・ポは壷で。つまり壷(土鍋)で煮込んだ鶏ということで、鶏版ポトフー、ブイヨンの中で野菜と鶏をコトコトと煮た家庭料理なのです。 単なる鶏鍋ジャンか、などとあなどってはいけませぬ。 なぜって、この料理、前述のアンリ4世が王としての威厳にかけてのたもうたのです。 「世の治世において貧しい農民はひとりもいさせぬ。毎日曜にラ・プール・オ・ポが食卓に載るべし。」 (ラ・プール・オ・ポを毎日曜食べられぬほどの貧しい農民はいさせぬぞよ。当時、お肉を食べられたのは君主か領主かというくらいの贅沢品だったのだそうです。だから民にとってはこれは夢の超高級料理だったのですね。それが毎日曜に・・・と願をかけたところがスゴイ。) なんという気概でございましょう。 民の胃袋にまで配慮したのですから、すばらしい王様ですね。 さすが、「旨い料理と旨いワイン、これぞ地上の極楽」、との名言も残しているだけのことはありますが、それが上流階級のみならずすべての民が味わえるように、と願ったのですね。 「パンがなければブリオッシュを食べたらいいじゃないの」と無邪気に言い放ち民の怒りを買ったマリー・アントワネットとは、下々との現実感との結びつきが違うようです。 現フランス政権も参考にしてほしいものです。 確かに栄養バランスの取れた一品ですから、これを少なくとも毎週末に食べていれば健康を維持できそうですね。そしてこのお言葉から、どうやら17世紀のフランスから農家の中庭で鶏を2羽放し飼いにする習慣が始まっていたとわかるそうです。(2羽は冗談です(∩_∩;) 以来、この料理は現在に至るまで国家統一の象徴として、伝説的な一品になったとのことでございます。 さて、作り方。 ファルシーにしたり、ソースをかけたり、いろいろバリエーションがあるようですが、シンプルなのはこんな感じじゃないでしょうか。 材料 鶏一羽 たまねぎ2個 ポワローねぎ3本 にんじん4本 セロリ ローリエ パセリ キノコ400g 粗塩、こしょう 米(好み) ホワイトソース 作り方 冷水で鶏をさっと洗い、鍋に入れ、隠れるくらいの水を張る。 ローリエ3枚、塩こしょうをして火にかける。 にんじんと大根(だからカブだってば。)を入れる。 30分煮た後、ポワローねぎ、たまねぎを加え、さらに30分煮る。 米を炊くためにブイヨンを少し取り分けて、さらに15分煮る。 キノコは別にフライパンで炒めホワイトソースと混ぜる。 米をブイヨンで炊く。 全部をお皿に添えて、熱々を召し上がれ! (上記時間は圧力鍋で調理した場合。普通のお鍋で煮ると、もっとかかると思います。) *(12/22) 私も昨夜作ってみました。灰汁を取りながら、コトコト2時間。 入れたのは、鶏、ニンジン、ポワローねぎ、大根、ナス、菊芋・・・・・・ って、全然レシピと違う!(笑) あっという間に完売御礼。体が温まりました。 ブイヨンが美味しいので、今日はこの汁でラーメンを作ってみようかな。 |
















