|
すずらん便り
|
|
2008/04/28(Mon)
|
|
やっと、こうして外で日向ぼっこできるようになったねぇ、バンビ。
長い冬だったけど、草のにおい、待っててよかったなぁ。 ほんとねぇパンパン、風がそよそよして、耳もそよそよするわ。 あったかくって、いい気持ち。 ボクはひげも、そよそよしてきた。 だけど急にみんなタンクトップやノースリーブで歩いてるよ。 ボクたちだけみたいだ、こんな厚着してるの。。。 せっかちに脱ぐことなんてないわよ。ほら木陰はちょうどいいわ。 ようやっと春めいた暖かな陽気になったら、フランスのヒトビトはあっという間にノースリーブにサングラスの出で立ちになり、ミニうさぎたちは毛皮を脱ぐわけにもいかないけれど、庭で日向ぼっこ。(左がバンビで、右がパンパン。かなり貫禄がついてきましたが、一応ミニです(笑)。それぞれ1.5kg) フランス人て、太陽が出ると、前日までセーターを着ていたって、即効で夏服になるんだけれど、その変わり身の速さといったら・・・・・たんすの中では一年中夏服がスタンバイしているんじゃないでしょうか。 気持ちの良い日和がようやっとやって来た・・・と思ったのもつかの間、 一転して ザーザーザーザー・・・・・・ 降り出したら止まらない。 天気予報によると、今週いっぱい降るそうな。 大切な人にスズランを贈り幸せを願うのは、5月1日。 あと3日間で、まだよちよち芽のスズランがぐんぐんと大きくなるように! という天の配分、かしら。 もう9年も前に、家族の分だけ森に行って摘んで来たスズラン、4本が6本に、6本が12本に・・・と毎年増え続けて、今では庭でかわいらしい鈴を沢山鳴らしてくれています。 幸せが少しづつ、少しづつ、増えてきた、ね。 みなさまにも、おすそわけ♪です。 **追伸 その後、天気予報ははずれました(笑)。 またウサギたちは庭で日向ぼっこができるようになりました。 |
|
今年の卵(復活祭)
|
|
2008/03/23(Sun)
|
|
早く寝たわけでもないのに、暗闇の中でパッチリと目が覚めました。
窓から差し込む光を目を凝らして見ても、弱々しいうす青い光は、朝を告げていません。 しばらく様子を伺っていたけれどちっとも眠くないので、起き上がって隣の部屋に行き、時計を見ました。(目覚まし時計を隣の部屋に置いているのです・・・・・そうじゃないと、目覚ましが鳴った時に止めてまた寝てしまう、という誘惑にあっさりと負けてしまう私なので。誘惑に打ち克つために、ベッドを否が応でも抜け出し、ずりずりと這って隣の部屋まで行って目覚ましを止めるわけです。) 午前4時でした。 いったいどうしたわけでこんなに快調に目が覚めたのか。 ちょうどトイレに起きた娘のナナと少し話をして、寝かしつけてから、夜中に洗っておいた洗濯物を干したり、火が消えていた暖炉に薪をくべたりしていました。 そのとき、 ハタ! と思い出した! そうだ、今日はイースターマンデー! 卵を撒かなきゃ! 卵型チョコを買っておいたのを、すっかり忘れて寝てしまっていました。 イースターには、野うさぎが卵を庭に撒くといういわれのもと、毎年撒き続けていて、ここ2,3年はもう野うさぎではなく母だということが子供たちにすっかりバレてしまっていても、ふりをして夜中に撒いていたわけですが、うっかりしていました。 あぶない、あぶない、ふ〜セーフ! 戸棚に隠してあったチョコレートを取り、外に出ると・・・・・ 雪! ずっと暖冬だったのに、春になって冬に逆戻り。 帽子をかぶって、オーバーを着て、ブーツを履いて、 裏庭の植え込みにばら撒いたり、木の枝にくくりつけたり。 撒き終わると、朝5時半になっていました。 それからメールを書いたりしているうちに、朝7時。 外が明るくなってきたので窓の外を見ると、雪はずっと降り続けていたのです。 さっきよりも積もっていて、もう一度見に行くと、卵はすっかり雪の中にうずもれていました。 さぁそろそろ子供たちが起きて来る時間です。 どこにチョコがあるでしょう?↓ 皆さんも見つけてみて下さい。(3個写っています♪) 見つからなかった方も楽しい春を ↓ |
|
マルディグラの朝
|
|
2008/02/10(Sun)
|
|
なりきっている顔をお見せできないのが残念・・・。 先日はマルディ・グラという、カトリックのお祭り。 これから春の復活祭(イースター。キリストの復活を祝う祭)までの40日間、ストイックに過ごさなければならないため、その期間に突入する前に、思いっきり脂っこいもの美味しいものをたらふく食べだめしてしまおうという、いかにも人間欲に溢れた謝肉祭の名残惜しき最終日ですって。 この日はクレープを食べて、子供たちは仮装する習慣です。 朝、スクールバスの中は、変身した子供たちでいっぱい。 ちょっと写真を撮ってもいいかしら?と、運行スケジュールに遅れると申し訳ないのでバスの運転手さんにお願いすると、バスの中に鶴の一声が響きます : 「仮装した人は降りて〜!」 ものの数秒で、ぞろぞろぞろと10人ばかりの子供たちがバスから降りてきて一列に並んで、ハイポーズ。(こういうとき、日ごろのテンデンばらばら振りはどこへやら、脱帽してしまうくらい素早い統制力を発揮するこちらの子供たち。) 忍者、おまわりさん、ピエロ、中世の召使い、バロック風お姫様、フラメンコダンサー、中国小姐、ピーターパン、カウボーイ・・・・・・ みんなこの格好で一日いつも通り授業を受けてくるんです。 きっとどの子もがんばったんだろうなぁ、とっても決まっていたもの。 うちのトトも気合を入れて、前日は夜中の12時まで準備してました。なんといっても、そこは相変わらず突如連絡が来るフランスの学校。たった2日前の夕方に連絡があって、仮装して来いというのだから、それから案を出して、衣装を探して、アクセサリーを揃えるのに何軒も店を走りまわって、大急ぎで準備。サイズが合わないので調整したりなんだりと、付け焼き刃なりにがんばって本格派仮装をねらいました。ふぅ。(せめて一週間前に連絡してよね。) 慣れているのか、それともうちみたいに夜更かししたのか、はたまた臨機応変というのか、どの子も手抜かりのない仮装でした。 しかし、クラスの机に座った覆面忍者に、警察帽をかぶったおまわりさんに、カーラーのお姫様に、赤鼻ピエロに・・・私が先生だったら、黒板の前に立って見回しただけで吹き出して笑ってばかりの一日になりそうです。 ちなみに先生は仮装してこなかったそうです。ちょっとずるい。 仮装した子供たちに↓ (写真でよく見えなくってごめんなさい) |
|
クリスマスの食事
|
|
2006/12/28(Thu)
|
|
いつも、テーブルセッティングを楽しんでしてくれている子供たちのおかげで、心地よいテーブルが出来上がりました。
お皿やグラスなどのセッティングはもちろんですが、誰がどこに座るか、ネームカードを書くのも、それを配置するのも、全部彼らの配慮にまかせます。 松の実とヒイラギのデコレーションも、ちりばめられたお星様も、彼らのかわいらしい工夫でした。気がついたら、こんなテーブルが出来上がっていて、さぁ、後は食べるだけ! 一年の締めくくり、家族親戚集まって、プレゼントを持ち寄って、美味しいものいっぱいお酒もいっぱいお腹いっぱい笑顔もいっぱい。 こういう賑やかな家族行事が大好きです。 みんなでテンションが高まって、女たちはわいのわいの言いながら食事の支度をして、男たちはワインの準備をしたり野菜を運んだり。その勢いのまま話をするのと食べるのとで口を動かすのが忙しく、あっという間に数時間が過ぎていきます。 私が育った家庭は、そういうものとはほとんど無縁でしたので、いつも言うに言われぬ寂しさを抱えていました。父は長期的な単身赴任で不在、母と二人の食卓は外食が中心でした。お正月も親戚や家族揃って過ごした記憶がありません。(忘れてるのかもしれませんが、そのくらい印象にないです。) きょうだいがいたらなぁ、身近な親戚がいたらなぁ、と何度子供心に夢見たことでしょう。 それがこうして、こんな遠くまで来て思いがけず、望んでいた「家族」が出来たこと・・・そして手作りの食事を分かち合えること・・・子供たちにも大家族の雰囲気を体験させてあげられること・・・その幸せと感謝をしみじみとクリスマスの時期に感じます。 クリスマスはこちらの人にとっては、日本のお正月行事のように家庭行事ですから。 夫の親戚たちは、10年前初めて会ったときから気持ちが通じる暖かい人たちでしたが、それからも不思議なくらいちっとも変わらない家族です。 これからも全員が健康で、出来るだけ長く毎年この食事を続けることができますように。。。 それが私にとって最大のクリスマスプレゼント。 さて何を食べたかというと・・・ 皆様、覚悟はよろしいですね(笑)。 注意:満腹の時には見ないで下さい。 目から来るコレステロール防止のため(?)、ごく一部のメインだけご紹介します。 この他、スモークサーモン、生ハム、付け合せの各種野菜、栗、チーズ盛り合わせ、なども胃に収まったことをご想像下さい。 尚、食事時間は各回4時間はかかります。 3日間、食べるために生きているようなものです(笑)。 一日目 前菜には太巻きを作りました。こちらの人は本当に太巻きが好き。いろんな機会にいろんな人に食べさせましたが、必ずリクエストをもらう人気者です。時々自分が、日本代表太巻きマシーンになった気持ちがします(笑)。でもこの太巻きを美味しいと言って食べてくれる人とは良い関係が築けることは経験済みです! 以前ひとりだけ、海苔が嫌いだと言って海苔をはがしながら食べた女性がいましたが、はがすのにとっても苦労していました(∩_∩;)。(もちろん彼女とはなぜか疎遠になりました。笑) 大叔母さんが用意した鳩肉。いい色に焼けているでしょう! 隣に座っていた叔母さんが、太巻きを11個も食べてしまった後でこのお肉と付け合せの野菜を食べながら、「これ以上食べたら死んじゃう!」と叫んだので、思わず笑ってしまいました。 二日目 テーブル中央にあるのは、フォアグラ。 フォアグラを切る役目はわたくし。 大叔母さん 「分厚くしっかり切ってね。」 義母 「あら、だめよ!薄ーく切って、フォークですくって食べるのがエレガントというものよ。」 大叔母さん 「だめだめ、ある程度厚くするものよ。」 義母 「分厚くしてパンに塗って食べるなんて、田舎者の食べ方なのよ!」 叔母さん「分厚い方が私は美味しいわ。。。」 大叔母さん「ほらね。」 義母「厚いのと薄いのじゃ味が雲泥の差よ。」 私「じゃ、二種類切りますから。薄いのはお義母さん用、他の方は分厚くしたのをお好きなように取って下さいね。」 男たち「分厚いのをくれー」 フォアグラ一枚切るのでも、それぞれの趣向がぶつかり合って、面白い瞬間です。 焼く前に義母が処理している姿。中から砂肝やレバーが出てきます。長い首(右上)も義父の好物。 焼いた後、写真に撮るのを忘れました。あんまり美味しくて(笑)。 叔父さんが持ってきた鵞鳥です。焼き方加減が成功したのと、そもそもの質が良かったのと、両者がかみ合ったのでしょうが、やわらかくて程よい脂身、口の中でとろけるようでした! キノコ炒め。秋から大叔母さんが冷凍しておいてくれた、セップとオレイエット。オレイエットはセップよりも高級なのだそうですが、セップの方が歯ごたえがよくて私は好き。 3日目 もう3日目になると、胃が拡張しています。お腹は空いていないはずなのに、入ってしまう恐ろしさ。 テーブル中央、鴨肉のサラダ。 シャポン。食用として太らせた去勢鶏、と辞書に書いてありました。大きな鶏肉。確かに大きい。鶏よりふた周りくらい太いです。 大叔母さんが持ってきて、義母に焼く役目を任命しました。 大叔母さんはお目付け役です。 義母「(オーブンをのぞきながら)あぁしまった、焼きすぎたかも。。。」 私「シャポンを焼く責任は重大ね。」 義母「あぁこのプレッシャー!わかってくれる。」 大叔母さん「(やって来て)こんがり焼けてないわね。いつオーブンに入れたの?」 義母「これでもう、七度目に焼汁をかけてるところですよ。七度目。十分焼けてるはずよ。」 大叔母さん「色がまだまだねぇ。これじゃ食事に間に合わないんじゃないかい。シャポンは焼き加減が命よ。」 義母「貴女のかわいいシャポンなんですから、ご自分で面倒見て下さいよ。」 大叔母さん「それがシャポンは焼いたことがないのよ。」 二人で肩をすくめあう。 叔母&私(ノー天気仲間)「どんな風に焼けたって美味しいに決まってるわよ!」 大叔母さん「(焼きが命、という顔)」 早口で軽口を叩きあいながらの、漫才料理です。 3日間で食べたビュッシュ (あと2本、撮り損ねました) もう、甘いものとお肉は当分いりません。。。 しばらくはベジタリアンな日々を送ります。 でも、どれもこれも美味しかった! |
|
王様のガレットを召し上がれ♪
|
|
2006/01/19(Thu)
|
|
ちょっと遅くなってしまいましたが、1月8日は今年1月最初の日曜日で、王様のガレットを食べる日でした。
このフランスの伝統行事については前にも書きましたが、空にまたたく星に導かれてキリストの誕生を知り、ベツレヘムの馬小屋まで祝いにやってきて黄金と乳香と没薬を捧げた東方の3博士(天文学者、占星術師)にちなんだお祝いです。 ガレット(ガレット・デ・ロワ)を食べるのですが、中にはひとつだけフェーヴ(陶器の人形)が入っています。これの入った一切れを食べた人が王様!冠をかぶることになるという楽しいお菓子です。 王様になった人は他のみんなにまた次のガレットを買ってご馳走しなければならない、とも言われますし、今年一年幸せがやってくるとも言われています。(雲泥の差ですね。笑) 当日だけではなくて、クリスマスの頃からまだ今週にかけても、あちこちのパン屋さんやお菓子屋さんでこのガレットは売られています。ちゃんと冠つきです。 地方によって2種類あるそうなのですが、このあたりではパイ生地の中にアーモンドペーストがはいっています。 今年は私たちも5回食べました。親族との食事や友人とのお茶にこの時期欠かさず登場します。 もちろん一番多く王様になったのは、フェーヴに対して動物のような勘を働かせている子供たちでした。 この楽しいケーキ、私としては本当はみなさんとも一緒に食べたいのですが、残念ながらそういうわけにも行きませんので、この場にガレットをご用意いたしました。 どうぞ召し上がれ♪(←クリックするとガレットが出てきます。今日から15日間有効です) お好きな一切れをクリックして、フェーヴを当ててみて下さいね! あっ、フェーヴは飲み込まないように気をつけて下さい(^-^) 誰が王様になれたかな? ![]() トトのフェーヴコレクションはこちら。 |























